司「天野ってどんなんやろ
怖い人なんかなぁ?」
守「怖くない族なんて
おらへんやろーが」
司「うっ・・・確かに」
魂輝「どんなチームで
しょうか?気になります」
守「しょうもないチーム
とちゃうか?だいたい
怖がられてる族ほどそうや
けっこうつまらへんやん」
司「そうなんかなぁ?」
魂輝「どうしたですか?」
司「うーん・・・なんか
ルシファーって名前聞いた
事があるような気がして」
大事な事だった気がする。
しかし・・・思い出せない
守「まぁ。別にええやんけ
俺達には関係ないことや」
司「まぁ・・・そやけど」
守君は構える気はなかった
なので考えるだけ無駄だ。
守「さってと~。行くか。
タマ。運転するか?」
魂輝「いいですかぁ~?」
魂輝君は嬉しそうだった。
やっぱり運転したそうだ。
守「警察も出てないしな。
こけんかったらええやろ」
魂輝「わかったでーす。
安全運転で行きますよ~」
守「そんじゃあ俺は司の
後ろに乗せてもらうかな」
司「えっ?なんで?」
守「タマの後ろに乗ったら
こける確率上がるやんけ」
司「僕・・まだ免許とって
1年経ってないけど・・」
守「おう。それは俺もや」
司「もう・・・でもまぁ。
ばれなきゃいっかぁ~」
守君は僕の後ろに乗った。
そしてまた走っていった。
スピードは落としてた。
安全運転を心がけていた。
守「おっ。ラーメン屋が
あるやんけ。寄ろうや」
司「なに?寄るの?」
魂輝「おっけーでーす」
僕達はラーメン屋に行った
守君が看板を見て決めた。
中に入りテーブルに着いた
適当に注文をしていた。
守「ラーメンってやぁ。
職人気質な人が作ってるん
が俺は好きやねんなぁ」
司「なに?その精神論は」
魂輝「味じゃないです?」
守「職人はきっちり仕事を
するねん。こだわるねん」
司「ラーメンの話をしてる
ようで全然してないやん」
魂輝「あはは。ほんとです
うまいか普通かで判断を
して決めるですよ」
守「わからへんかなぁ?
俺の・・・こだわりとか」
司「うん。わからへんよ」
魂輝「ちょっと病院に
行ったほうがいいですよ」
守「うわ~。かなりきつい
ツッコミするやんけ」
守君の表現は伝わりにくく
僕達にはわからなかった。
だって僕と魂輝君は職人の
世界を知らなかったから。
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