第757話 ラーメン

2022年11月27日

第31部-陰と陽の族-

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司「天野ってどんなんやろ
怖い人なんかなぁ?」

守「怖くない族なんて
おらへんやろーが」

司「うっ・・・確かに」

魂輝「どんなチームで
しょうか?気になります」

守「しょうもないチーム
とちゃうか?だいたい
怖がられてる族ほどそうや
けっこうつまらへんやん」

司「そうなんかなぁ?」

魂輝「どうしたですか?」

司「うーん・・・なんか
ルシファーって名前聞いた
事があるような気がして」

大事な事だった気がする。
しかし・・・思い出せない

守「まぁ。別にええやんけ
俺達には関係ないことや」

司「まぁ・・・そやけど」

守君は構える気はなかった
なので考えるだけ無駄だ。

守「さってと~。行くか。
タマ。運転するか?」

魂輝「いいですかぁ~?」

魂輝君は嬉しそうだった。
やっぱり運転したそうだ。

守「警察も出てないしな。
こけんかったらええやろ」

魂輝「わかったでーす。
安全運転で行きますよ~」

守「そんじゃあ俺は司の
後ろに乗せてもらうかな」

司「えっ?なんで?」

守「タマの後ろに乗ったら
こける確率上がるやんけ」

司「僕・・まだ免許とって
1年経ってないけど・・」

守「おう。それは俺もや」

司「もう・・・でもまぁ。
ばれなきゃいっかぁ~」

守君は僕の後ろに乗った。
そしてまた走っていった。

スピードは落としてた。
安全運転を心がけていた。

守「おっ。ラーメン屋が
あるやんけ。寄ろうや」

司「なに?寄るの?」

魂輝「おっけーでーす」

僕達はラーメン屋に行った
守君が看板を見て決めた。

中に入りテーブルに着いた
適当に注文をしていた。

守「ラーメンってやぁ。
職人気質な人が作ってるん
が俺は好きやねんなぁ」

司「なに?その精神論は」

魂輝「味じゃないです?」

守「職人はきっちり仕事を
するねん。こだわるねん」

司「ラーメンの話をしてる
ようで全然してないやん」

魂輝「あはは。ほんとです
うまいか普通かで判断を
して決めるですよ」

守「わからへんかなぁ?
俺の・・・こだわりとか」

司「うん。わからへんよ」

魂輝「ちょっと病院に
行ったほうがいいですよ」

守「うわ~。かなりきつい
ツッコミするやんけ」

守君の表現は伝わりにくく
僕達にはわからなかった。

だって僕と魂輝君は職人の
世界を知らなかったから。

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