第751話 百戦錬磨

2022年11月21日

第31部-陰と陽の族-

t f B! P L
守「さて。どうするかな」

??「おまえら・・なんや」

??「喧嘩慣れしすぎやろ」

司「そんな慣れてないし」

こういうことはずっと道場
で戦闘術として習っていた

他にも僕はクラヴ・マガで
戦場の事について学んでた

久しぶりに実践しただけ。

魂輝「あなたたちはなんで
そんなにバカなんですか?
女の子がいる時にわざわざ
からんできてどうします」

守「そうやな。どうなるか
全然わかってへんやろ?」

女の子は逃げていなかった
遠くからこっちを見ていた

なので・・すぐわかった。

こいつらは場を知らない。

彼らは何も考えていないし
彼女らは危険を知らない。

もし・・・この場合の状況
になったらまず隠れるか
逃げるかを選択するはずだ

喧嘩の最中に身を隠して
見てるかもう逃げるもんだ

男でも女がいる時に喧嘩を
自分から売ることはしない

特に強い者ほどそうしてる

喧嘩が強いと言われる者は
こなしてきた経験から導く
危険回避能力があるからだ

男「どう・・なんねんや?
やれるもんならやってみぃ
その代わり覚えとけよ」

守「いちいち覚えられんわ
ただ女が犯されるだけや」

男「・・・えっ?」

この瞬間・・・男の顔から
血の気が引いていた。

守君の答え方は結構怖い。

ほとんど相手の言う事を
無視して結果だけ伝える。

それも・・・冷静に・・・

そして・・・そいつらを
引きずり女の元へ近づく。

司「はぁ・・・うまいわ。
もうチェックメイトやな」

僕は詰めきったのがわかる

しかし・・・彼らはまだ
詰めきられてるのがなにも
わかっていない状態だった

それは彼女らが逃げずに
近づくのを待ってたからだ

もし彼らをひきづらずに
近づいていたら彼女達は
悲鳴をあげて逃げただろう

しかし・・そうさせない。
逃げる行動をさせなかった

彼らをひきづってきたのが
逃げるかどうかを悩ませた

何気ないこの行動の一連に
戦闘術と心理術をかけてた

敵にまわすと本当に嫌だ。
よーく実感できていた。

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