そして・・・翌日・・・
僕達は学校が終わって
中学生が普段鍛錬してる
方の道場へ向かった。
僕は道場のドアを開けた
中学生「ちはーーっす」
翔子「見つかっちゃった
めっちゃ元気やんかぁ」
一斉に大きい声で挨拶
されて僕達は戸惑った。
野田「あれ?珍しいな」
司「こんにちわ。先生」
守「すいません。突然
アポなしで来ちゃって」
杏「先生~。久しぶり」
翔子「ちょっとさぁ~。
聞きたいことがあって」
野田「何を聞きたいんや
・・・ってかお前ら」
司「あれ?囲まれてる」
僕達の周りには中学生の
後輩が集まってきていた
男「守さん。教えてよ」
男「宮根さん。俺に投げ
と関節教えて下さいよ」
女「翔子さん。杏さん。
メイクのやりかた教えて
ほしいんですけど~」
守「うわっ。ちょっと」
司「えっ?今なの?」
翔子「ちょっと待って」
僕達は引っ張られてた。
みんなバラバラになった
野田「あ~。今日も楽や
指導は4人に任せるわ」
守「よく言うわぁ」
司「いつも楽やんかぁ。
去年の時も座って寝てた
だけやったやんかぁ~」
野田「はっはっは。
去年は俺がおらんくても
大丈夫やったからやぞ」
守「違うやんか。桁成の
時もそう言ってたでしょ?
桁成から聞きましたもん」
野田「あれ?バレてた?」
守「バレてますよ。っと」
男「早くはやく~」
守君は引っ張られていた。
僕達は・・・断れない。
それは僕達が去年の時に
桁成が来た時にこうやって
教えてもらってたからだ。
そして僕達は教えていた。
教えるよりも一緒に鍛錬を
してたのに近いけど・・・
魂輝「こんにちはです~。
今日もはりきりますよ~」
魂輝君が遅れてやってきた
野田「おう。タマ~」
魂輝「あれ?守と司が
なんでいるですか?」
野田「知らんっ!!」
魂輝「まぁいいですか。
それよりも・・・先生。
僕の一手見るですよ」
野田「おいおい。守に
見てもらえばええやん」
魂輝「僕が今守を独占
したらただの横暴です。
それに今なら先生を独占
できるのでいいんです」
野田「うわぁ。きっつ~
タマは危険やからなぁ。
めっちゃ嫌やねんけど」
魂輝「ほら。やるですよ
時間は限られてますよ」
先生は魂輝君の相手を
嫌そうにしていた。
そりゃ・・・そうだ。
魂輝君の強さは別格で
まともに相手をできる
同年代はいなかった。
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