司「そういえばさぁ~。
別に言いたくないけど
女子部って可愛い子が
集まってない?」
守「そういえばそやな。
ブサイクなんおらんな」
司「なんかあんのかな」
翔子「あるよ」
杏「うん。そうやで」
司「えっ?あるの?」
適当に言ったのに・・・
なんかあるのに驚いた。
翔子「んー。理由が2つ
あったはずやけどね~」
杏「さっき美を求めてる
ってのは言ったやんか?
先生は美しい物を見て
素直に美しいと思えて
美を知って美を求めてく
ように育っていってたら
勝手に美人になっていく
って言ってたけどね~」
翔子「でもそうやと思う
ほんまにそうやもん」
杏「もうひとつはね~」
翔子「元々かわいい子を
選んでるからやって(笑)
そりゃそうなるやんね」
司「かわいいかどうかで
選んでたって事なん?」
守「いや・・違うやろ」
司「・・・えっ?」
翔子「さすが沢田君。
やっぱり気づいた?」
守「小さい頃に可愛くても
可愛いまま育つパターンは
そうはないからな」
司「・・・あっ」
確かに・・・そうだ・・・
小さい頃に可愛かっても
成長していく過程で変わる
司「じゃあ・・・結局は
顔で選別してないの?」
翔子「うん。そうみたい。
みんなバラバラやもん。
劣等感持ってる子がいたし
スポーツ苦手な子やったり
内気で人と話せなかったり
ガキ大将の子もおったし」
守「マジでバラバラやな?
共通点とかなかったん?」
杏「全然なかったけど」
司「さすがになんか
あったんじゃないの?」
翔子「う~ん。どうやろ」
2人共隠してるのではなく
本当に知らない感じだった
守「気になるなぁ~・・・
先生に明日聞いてみるか」
翔子「あっ。そうしよ~」
杏「あたしも知りたいし~
あたし明日バイト休み~」
司「僕も明日休みやねん。
せやから僕も行こうっと」
みんな気になっていた。
先生が適当に選んでるとは
さすがに思えなかったから
そして・・・その後は
カラオケに行って遊んだ。
僕は理子を迎えにいく時間
に合わせて先に帰った。
理子に何をして遊んでたか
をねほりはほり聞かれてた
僕は・・信用されてない。
いつも浮気してるかどうか
を取り調べられてるから
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