翔子「でも今は全然違う
雰囲気がすごく優しい」
守「みんながいるからな
昔は弟と2人やったし。
周りにレベルの高い人が
いるって事でこんなにも
変われただけやけどな」
翔子「それはうちらにも
同じことが言えるから。
沢田君がいるからみんな
見て成長変化してるし」
司「成長変化って何?」
杏「思春期の成長の事。
成長して変化が訪れる
時期やから成長変化って
呼んでるみたいやけど」
司「僕全然変化してない
大丈夫なんやろうか?」
杏「司君も成長してるよ
変化っていうより成長度
が高いからじゃない?」
守「司は中学入学の頃に
比べたら全然違うもんな
道場入ってからも泣き言
いわずについてきてたし
気合と根性ついたなぁ」
司「あれ?精神論だけ」
杏「ちゃんと成長してる
あたしは見てきたから」
司「ありがと」
翔子「そうそう。杏は
ずーっと宮根君の事を
影から応援してたから」
翔子はニタニタしていた
杏は少し照れていた。
杏「ちょっとやめてよ。
翔子やって沢田君の事を
よくチラ見してるやん」
翔子「ちょっと。杏。
そういうのは今ここで
言う話と違うやんかぁ」
杏「翔子やってここで
そんなん言わんとって」
なんか・・・騒ぎ出した。
ギャーギャー言っていた。
周りの人達は不安そうに
こっちをじっと見ていた。
僕と守君は今のうちに
コーヒーを入れに行った。
こういう言い争いはよく
あるので見るのは慣れてた
翔子のいる時に憲吾がいる
ともっとうるさくなるし。
今日はまだましだった。
少しすると収まった。
翔子「取り乱してごめん。
あっ。あたしもコーヒー」
司「別にいいよ。もう
何度も見慣れてるし」
守「自分で入れてこいよ」
杏「入れてきたげるよ~」
翔子「ありがとう。杏」
杏が翔子の分も入れに行く
本気で喧嘩してた訳では
なく適度なストレス発散
でやってたのを知ってた
つきあいが長くなると
こういうのもわかる。
表面的な友達関係と違い
いい仲間関係だと思った
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