第731話 人間的価値

2022年11月1日

第30部-成長変化-

t f B! P L
司「結局は人間的価値って
事でしょ?必要とされるか
必要とされないかだっけ」

守「そういう事なるけど。
そこに気づけてたか?」

司「うーん。どうやろう。
多分気づく気づかないより
そんな事考えれてないって
思ってたと思うけど・・」

守「まぁ・・・俺もやわ。
そんでな。1億稼ぐって事
には遠いかもしれへんけど
収入を増やすとなったらな

基本的に働いて稼ぐ収入を
基盤として誰かが働いて
くれる収入を作る事を考え
ておく必要があるねんや」

司「あっ。そういう事か」

守「それが株であったり
資産形成になっていく」

司「わかるわかる。だって
今バイトしてるのが基盤の
収入で誰かが働いてくれる
分野に投資をするねんね」

守「そういうことや」

かなりわかりやすかった。

守君はこんな事を考えてた
のがすごいって思った。

学校や他の誰かといる時は
こういう話は全くしない。

普通に高校生してたから。

ご飯も食べ終えてお茶を
飲みながら話をする。

司「深いとこまで考えたね
やっぱ守君はすごいね~」

守「いや・・・違うねん。
悔しいけど俺やないわ」

司「・・・えっ?」

守「アムリタ教典・・って
去年誕生日にもらった?」

司「うん・・もらったよ」

守「最初はなんにも思って
なくて読んでたんやけど。
あれ・・かなり深いねんや

何回読み直しても考えさせ
られてしまうねんな・・」

司「そうやね・・・」

僕も何回も読んでいた・・
だけどそれは言えなかった

僕も・・・守君も・・・
ロバートを否定してたから

守君は清人さんの子。
僕は父さんの子でいたい
って墓の前で言ってたから

だけど・・・

守「どっかでロバートって
否定していたつもりやけど

ダディや司のダディに・・
柴田さんや安部さんとか
瀬戸さんに村田さんに
先生とかが周りにいたって
思ったら・・否定できん」

司「みんなを否定する事に
なってしまうもんね・・」

守「それにアムリタ教典で
考えさせられてしまうしな
俺より格上やったやろな」

司「守君が認めるの?
ロバートが格上って事?」

守「あぁ。認めるしかない
俺じゃあ否定できへんわ」

さすがに意外だった・・・
守君が同級を格上と認める
のが初めてだったから・・

ロバートがアムリタ教典を
残したのは15歳の中3の頃

その頃のロバートを16の
守君が格上と認めた・・・

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