第710話 意思を貫く

2022年10月11日

第29部-夏休み後半-

t f B! P L
守「言えないような関係か
まさかそう来るとはね~」

司「変な言い方やめてよ。
めっちゃ誤解されるやん」

守君は僕をからかっていた

??「どういうことなん?
美幸は知り合いなん?」

彼女は美幸と言うらしい。

美幸「うん。司君とはね」

綱吉「司ぁ。理子ちゃんに
誤解されて肩をもてるのは
合コンの話しだけやで~」

司「ちょっと。やめてよ。
ここもちゃんと否定して」

守「お~。必死ですなぁ」

司「そりゃ必死になるよ」

みんなからからかわれる。
僕は必死になっていた。

美幸「あの~。よかったら
携帯教えてくれません?」

司「ごめんなさい。僕には
彼女がいるので無理です」

僕はきっぱりと断った。
だけど・・・

美幸「携帯番号の交換する
だけでダメなんですか?」

司「誤解されちゃうので」

守「おおっ。男やねぇ~」

理子に誤解されると疲れる
理由も話せない事だから。

司「それじゃあ失礼します
早く行こうよ。みんなぁ」

守「はいはい。そんじゃあ
さっさと行きますかぁ~」

憲吾「じゃあまたね~」

綱吉「バイバーイ」

美幸「ちょっと・・・」

みんなからかうのをやめて
さっさとその場を後にした

僕の意思を汲んでくれてた

僕が電話番号も交換せずに
ちゃんと意思を貫いたから

憲吾「つーか司ってやぁ。
けっこうモテてるよなぁ」

司「モテてなんかないし」

綱吉「いーや。モテてる」

憲吾「先生も言ってたな」

司「先生も言ってたの?」

憲吾「司がモテルのはなぁ
理子ちゃんがおるからって
先生は言ってたけどなぁ」

司「どういうこと?」

綱吉「理子ちゃんっていう
可愛い彼女がおるからこそ
司は良く見えるってさ」

憲吾「司には理子ちゃんが
おらんかったら今みたいに
モテることはないってさ」

司「だからモテてないし」

みんなにからかわれつつも
色々と分析されてたみたい

色々と愚痴を言われていた

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