第705話 アシスト

2022年10月6日

第29部-夏休み後半-

t f B! P L
綱吉「注文とかそういうの
は全部司に任せるからな」

司「ただの召使いって事ね
はいはい。わかったよぉ」

僕はいつもそんな役目だ。
みんなのアシストだった。

守「俺は何したらええ?」

綱吉「守はおるだけでいい
不機嫌にだけならんとって
くれたらそれでいいから」

守「それで・・いいんか?
おるだけって・・・」

司「守君はいいやんか。
僕は召使いやねんけど」

守「バカ。俺はなんにも
ないって意味わからへん」

憲吾「守~。司~。先に
簡単に紹介だけしとくわ。
え~っと。じゃあ右から」

自己紹介から始まった。
とりあえず名前を言った。

守「・・・沢田です」

司「宮根です」

??「庄治です。よろしく」

??「種田で~す」

??「杉川で~す」

??「松下です」

綱吉「真野です。庄治と
種田とは同じ学校なんで
知り合いなんですけどね」

憲吾「赤星です。じゃあ
とりあえずどこ行こうか」

司「決まってないの?」

憲吾「決まってないねん」

守「よくそんなんで合コン
なんて言えたな。ある意味
ちょっとすごい思ったわ」

司「あはは。ほんまや」

合コンと言っておきながら
計画性がひとつもなかった

それで合コンって言ったの
がすごいって思った。

守君がフォローに入った。

守「じゃあどこにしようか
みんなはなんでもいいの?
希望とかってのはある?」

庄治「なんでもいいかな。
お任せしますよ~」

守「じゃあ居酒屋にするか
お酒は飲まなくてええよ」

居酒屋・・・それは高1の
僕達には早すぎる場所だ。

だけど少し憧れてしまう。
大人な感じがするからだ。

憲吾「焼肉がええなぁ~」

司「女の子いるねんで。
食べるに集中したらダメ」

綱吉「ふーん。そうかぁ」

合コンで焼肉なんかいって
も女子はそんな楽しくない

食べる場より話せる場を
優先するのが最適だった。

庄治「じゃあ居酒屋で~」

誰も断りはしなかった。
みんなで居酒屋へ向かった

居酒屋へ行って年齢確認を
言われたが全員未成年で酒
は飲まないって事を伝えた

店員は対応に困っていた。
マニュアルにないからだ。

バイトはそんなもんだ。

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