綱吉「注文とかそういうの
は全部司に任せるからな」
司「ただの召使いって事ね
はいはい。わかったよぉ」
僕はいつもそんな役目だ。
みんなのアシストだった。
守「俺は何したらええ?」
綱吉「守はおるだけでいい
不機嫌にだけならんとって
くれたらそれでいいから」
守「それで・・いいんか?
おるだけって・・・」
司「守君はいいやんか。
僕は召使いやねんけど」
守「バカ。俺はなんにも
ないって意味わからへん」
憲吾「守~。司~。先に
簡単に紹介だけしとくわ。
え~っと。じゃあ右から」
自己紹介から始まった。
とりあえず名前を言った。
守「・・・沢田です」
司「宮根です」
??「庄治です。よろしく」
??「種田で~す」
??「杉川で~す」
??「松下です」
綱吉「真野です。庄治と
種田とは同じ学校なんで
知り合いなんですけどね」
憲吾「赤星です。じゃあ
とりあえずどこ行こうか」
司「決まってないの?」
憲吾「決まってないねん」
守「よくそんなんで合コン
なんて言えたな。ある意味
ちょっとすごい思ったわ」
司「あはは。ほんまや」
合コンと言っておきながら
計画性がひとつもなかった
それで合コンって言ったの
がすごいって思った。
守君がフォローに入った。
守「じゃあどこにしようか
みんなはなんでもいいの?
希望とかってのはある?」
庄治「なんでもいいかな。
お任せしますよ~」
守「じゃあ居酒屋にするか
お酒は飲まなくてええよ」
居酒屋・・・それは高1の
僕達には早すぎる場所だ。
だけど少し憧れてしまう。
大人な感じがするからだ。
憲吾「焼肉がええなぁ~」
司「女の子いるねんで。
食べるに集中したらダメ」
綱吉「ふーん。そうかぁ」
合コンで焼肉なんかいって
も女子はそんな楽しくない
食べる場より話せる場を
優先するのが最適だった。
庄治「じゃあ居酒屋で~」
誰も断りはしなかった。
みんなで居酒屋へ向かった
居酒屋へ行って年齢確認を
言われたが全員未成年で酒
は飲まないって事を伝えた
店員は対応に困っていた。
マニュアルにないからだ。
バイトはそんなもんだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿