この日のバイトは6時で
終わる予定にしていた。
司「お疲れさまでしたぁ」
中谷「宮根君。帰るの?」
司「いえ。これから友達と
集まって一緒に遊ぶので」
中谷「そうなんや。なんか
人生楽しそうやね~」
司「しんどいことのほうが
多いんですけどね。では」
楽しいことよりもしんどい
ことの方が多かった。
しんどいことをこなしてる
と楽しい事もやってくる。
中谷さんとバイト終わりが
一緒だったけど僕は足早に
さっそうと去っていった。
司「ちょっと遅れそうやな
メールしとかんと・・・」
今日は団体行動になるので
遅れる場合一言連絡をして
おかないと迷惑をかける。
久しぶりに電車に乗って
三宮へと向かっていた。
時間は7時になっていた。
司「ごめん。みんなぁ~」
憲吾「遅いぞ~。司ぁ」
綱吉「後は守だけやなぁ」
司「守君はまだなん?」
憲吾「あっ。きたきたぁ。
おーい。守ぅ。こっちや」
守「おう。ごめんごめん。
少し遅れてしまったかな」
司「でもさ。4人なん?
もっとおると思ったのに」
守「ほんまやな。いつもは
もっと大人数やのに珍しい
今日はなんでなんや?」
憲吾「いやぁ。実はねぇ」
綱吉「2人には悪いけど
黙ってたことあんねんな」
司「僕達に悪いの?」
守「なんやねんな」
??「赤星~。待ったぁ?」
憲吾「おう。来たかぁ。
俺らも今来たとこやで」
司「えっ?誰なの?」
同級生ぐらいの女達が
4人でやってきた。
みんな薄着だった。
夏だからしょうがない。
司「ねぇ。あれ誰なん?」
綱吉「あー・・・俺らの
同級生の女子やねんけど」
守「どういうことやねん。
全然意味がわからへんわ」
綱吉「実はですね。守さん
守さんの写ってるプリクラ
を見て紹介してと言われて
こっちもただじゃいかなく
て紹介してもらう事なって
合コンって形なりました」
守「はぁ?合コンなんか」
司「僕は関係ないやんか。
だいたい僕彼女おるし」
綱吉「司は俺達のサポート
に徹底してほしいねんや。
大事な役目や。任せたぞ」
司「任されたくないって。
だいいち何すればいいの」
理子にばれたら殺される。
どんな理由であろうと弁解
の余地がないと思った。
0 件のコメント:
コメントを投稿