第701話 無茶な量

2022年10月2日

第29部-夏休み後半-

t f B! P L
司「おはようございます」

チーフ「おはよ。宮根君。
さっそくで悪いんやけど
もう入ってもらえるかな」

司「はーい。了解でーす」

久しぶりにバイトに来ても
いつも通り急がしそうだ。

僕はいつもみんなよりも
少し早い時間からバイトだ

司「はーい。10ピースの
セットあがりましたよ~」

チーフ「ありがとうね~。
お待たせしましたぁ~」

レジはレジで忙しそうだ。
厨房は厨房で忙しかった。

??「おはようございます」

??「おはようございます」

司「おはようございまーす
・・・あれ?誰やっけ?」

チーフ「はーい。おはよう
宮根君は初めてやっけ?」

司「はい。はじめてです」

それは2日前に入ってきた
新しいバイト仲間だった。

1人は古賀君で高3の男子
ちょっとイケメンだった。
モテルんだろうなと思った

もう1人は高2の女子で
田西さんと言う人だった。

うるさくなさそうな感じで
大人しそうな普通の女子だ

司「宮根です。これから
よろしくお願いします~」

簡単に挨拶だけしておいた

教える人は他の先輩だった
ので僕は自分の仕事をして
円滑に廻るようにしてた。

司「あ~。しんどいなぁ。
こんなん一人はきついわ」

一人で無茶な量をこなす。
さすがに遅れが出てくる。

中谷「大丈夫?宮根君。
あたしも厨房手伝うわぁ」

司「あっ。すいません。
でもレジ大丈夫ですか?」

中谷さんはレジ担当だ。
厨房に来られたらレジに
人がいないと思った。

中谷「チーフに任せた。
レジはなんとか大丈夫」

司「じゃあお願いします。
サンドのセット任せます。
僕はフライドチキンやる」

中谷「OK。お願いします」

司「はい。お願いします」

中谷さんと2人で回してた

もうすでに遅れていたけど
これ以上の遅れは出さずに
なんとか回しきっていた。

そして30分後・・・
先輩と新人が戻ってきた。

先輩「お~。中谷さん。
なんで厨房やってんの?」

中谷「忙しいからやんか。
宮根君。チキンあがる?」

司「後30秒です。あっ。
ポテトが2つ入りました」

中谷「ポテトね。了解~」

この時僕は必死だった。
だけどそれがよくなかった

中谷さんを好きな男が多く
僕と一緒に厨房をやってた
のは許せない事らしい・・

僕と中谷さんは仲よさそう
に仕事しているらしかった

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