司「おはようございます」
チーフ「おはよ。宮根君。
さっそくで悪いんやけど
もう入ってもらえるかな」
司「はーい。了解でーす」
久しぶりにバイトに来ても
いつも通り急がしそうだ。
僕はいつもみんなよりも
少し早い時間からバイトだ
司「はーい。10ピースの
セットあがりましたよ~」
チーフ「ありがとうね~。
お待たせしましたぁ~」
レジはレジで忙しそうだ。
厨房は厨房で忙しかった。
??「おはようございます」
??「おはようございます」
司「おはようございまーす
・・・あれ?誰やっけ?」
チーフ「はーい。おはよう
宮根君は初めてやっけ?」
司「はい。はじめてです」
それは2日前に入ってきた
新しいバイト仲間だった。
1人は古賀君で高3の男子
ちょっとイケメンだった。
モテルんだろうなと思った
もう1人は高2の女子で
田西さんと言う人だった。
うるさくなさそうな感じで
大人しそうな普通の女子だ
司「宮根です。これから
よろしくお願いします~」
簡単に挨拶だけしておいた
教える人は他の先輩だった
ので僕は自分の仕事をして
円滑に廻るようにしてた。
司「あ~。しんどいなぁ。
こんなん一人はきついわ」
一人で無茶な量をこなす。
さすがに遅れが出てくる。
中谷「大丈夫?宮根君。
あたしも厨房手伝うわぁ」
司「あっ。すいません。
でもレジ大丈夫ですか?」
中谷さんはレジ担当だ。
厨房に来られたらレジに
人がいないと思った。
中谷「チーフに任せた。
レジはなんとか大丈夫」
司「じゃあお願いします。
サンドのセット任せます。
僕はフライドチキンやる」
中谷「OK。お願いします」
司「はい。お願いします」
中谷さんと2人で回してた
もうすでに遅れていたけど
これ以上の遅れは出さずに
なんとか回しきっていた。
そして30分後・・・
先輩と新人が戻ってきた。
先輩「お~。中谷さん。
なんで厨房やってんの?」
中谷「忙しいからやんか。
宮根君。チキンあがる?」
司「後30秒です。あっ。
ポテトが2つ入りました」
中谷「ポテトね。了解~」
この時僕は必死だった。
だけどそれがよくなかった
中谷さんを好きな男が多く
僕と一緒に厨房をやってた
のは許せない事らしい・・
僕と中谷さんは仲よさそう
に仕事しているらしかった
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