司「理子はなんでなん?」
理子「ウチは今日の思い出
を忘れたくないからこれに
司とツーショット写真を
入れておきたいだけやで」
司「あ~。そういうこと」
デジカメでいつでも見れる
し携帯でも写真はとれる。
男はそういう感覚は薄い。
司「次は父さんの分かぁ。
父さんこれでええかなぁ」
和歌山の名産品である
紀州の梅干しを買った。
後は適当に酒のつまみに
なりそうなのを買った。
司「最後は母さんかぁ。
母さん何がええんかな」
母さんは趣味が無い。
だから非常に迷ってた。
司「なんでもいいって
言うタイプやからなぁ。
なんでもええ訳ないし」
なんでもいいって言う人
は実際なんでもよくない
だから本当に困ってた。
司「あれ?これどうかな」
僕はよさそうなハンカチを
見つけてしまった。
司「なんかいい感じやなぁ
じゃあこれにしよっと~」
ハンカチを母さんに買った
司「よし。じゃあ後は楽や
後は適当に買ってくかな」
道場の分と先生の分と守君
と魂輝君のお土産を適当に
選んで買うことにした。
後はバイクで色々お世話に
なってる柴田さんの分も
ちゃんと買っておいた。
理子「ちょっと~。司ぁ。
お土産やたら多くない?」
司「最低限やねんけど・・
こんなになっちゃったよ」
理子「少し減らせばぁ?」
司「それはできへん」
そういえば・・・中学生に
なってから友達が増えた。
それに父さん達の昔の仲間
の大人達にも世話になって
助けられていたから・・・
特に柴田さんは忙しいのに
みずから無償でバイクを
点検してくれるし色々融通
を聞かせてくれてたから。
土産を渡さないわけには
いかないと思ってた。
レジ「はい。全部で1万
6500円になりまーす」
司「ツアーより高いなぁ」
お土産代が今回のツアーの
料金を越えてしまっていた
それはさすがにショックだ
旅行に来たのか土産を買い
に来たのかわからなくなる
さすがにダメージを受けた
司「理子。ごめん・・・
重いから先に戻っとくよ」
理子「うん。わかった」
僕は先にバスに戻って土産
を整理していた。
理子もすぐに戻ってきて
整理を手伝ってくれた。
後は帰るだけだ。僕は疲れ
理子と手を繋いで寝ていた
0 件のコメント:
コメントを投稿