第699話 お土産

2022年9月30日

第28部-夏休み中盤-

t f B! P L
司「理子はなんでなん?」

理子「ウチは今日の思い出
を忘れたくないからこれに
司とツーショット写真を
入れておきたいだけやで」

司「あ~。そういうこと」

デジカメでいつでも見れる
し携帯でも写真はとれる。

男はそういう感覚は薄い。

司「次は父さんの分かぁ。
父さんこれでええかなぁ」

和歌山の名産品である
紀州の梅干しを買った。

後は適当に酒のつまみに
なりそうなのを買った。

司「最後は母さんかぁ。
母さん何がええんかな」

母さんは趣味が無い。
だから非常に迷ってた。

司「なんでもいいって
言うタイプやからなぁ。
なんでもええ訳ないし」

なんでもいいって言う人
は実際なんでもよくない

だから本当に困ってた。

司「あれ?これどうかな」

僕はよさそうなハンカチを
見つけてしまった。

司「なんかいい感じやなぁ
じゃあこれにしよっと~」

ハンカチを母さんに買った

司「よし。じゃあ後は楽や
後は適当に買ってくかな」

道場の分と先生の分と守君
と魂輝君のお土産を適当に
選んで買うことにした。

後はバイクで色々お世話に
なってる柴田さんの分も
ちゃんと買っておいた。

理子「ちょっと~。司ぁ。
お土産やたら多くない?」

司「最低限やねんけど・・
こんなになっちゃったよ」

理子「少し減らせばぁ?」

司「それはできへん」

そういえば・・・中学生に
なってから友達が増えた。

それに父さん達の昔の仲間
の大人達にも世話になって
助けられていたから・・・

特に柴田さんは忙しいのに
みずから無償でバイクを
点検してくれるし色々融通
を聞かせてくれてたから。

土産を渡さないわけには
いかないと思ってた。

レジ「はい。全部で1万
6500円になりまーす」

司「ツアーより高いなぁ」

お土産代が今回のツアーの
料金を越えてしまっていた

それはさすがにショックだ

旅行に来たのか土産を買い
に来たのかわからなくなる

さすがにダメージを受けた

司「理子。ごめん・・・
重いから先に戻っとくよ」

理子「うん。わかった」

僕は先にバスに戻って土産
を整理していた。

理子もすぐに戻ってきて
整理を手伝ってくれた。

後は帰るだけだ。僕は疲れ
理子と手を繋いで寝ていた

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