司「ごめんね・・・理子。
一番って・・言えなくて」
嘘を言った方がよかった?
そんな風にも考えたけど
理子に隠し事はしないって
約束をしてたから・・・
理子「こっちこそごめん。
あたし自分事ばっかで・・
あたし・・2番目でいいよ
家族以外では1番やしね」
理子は受けとめてくれた。
僕はその反応に感動した。
そして・・強く抱きしめた
司「理子・・・愛してる」
理子「痛いよ・・・司ぁ」
司「ごめん。痛かった?」
理子「もう・・・」
司「花火まだしてるけど
もうホテル戻ろっか?」
理子「うん・・そうやね」
僕達はホテルに戻ることに
してみんなに挨拶して戻る
もう僕達がいなくても
楽しく花火してるし大丈夫
そう判断していたから。
部屋に戻ってシャワーを
浴びてそのまま夜が過ぎた
そして翌日を迎えた・・・
司「ん・・・朝か・・・」
時計を見るとまだ6時だ。
理子は隣でまだ寝ていた。
理子を起こさないようにし
服を着て外へ出て行った。
司「うーん。いい天気やぁ
さってと・・やるかなぁ」
僕のいつもの朝の日課だ。
近くに広場があったので
そこへ移動して柔軟をする
柔軟はかなり重要視してる
道場でもみんなやってる。
時間をかけてやっていた。
司「さて。じゃあいくか」
24式太極拳をしてから
空手の型をやっていた。
最近は平安の型をやってた
空手と太極拳は意外と合う
僕は剛法は得意じゃないが
剛法も少しは持ってないと
柔法が生きてこないから。
道場のみんながやっていた
打撃で崩すが欲しかった。
司「ふぅ。平安四段完了。
空手の型は表演やったから
臨闘もやっとかんとね~」
先生に言われた事がある。
空手の型は2種類あって
人に見せる型であり技を
隠しているのが表演型。
隠している技を表に出して
人に見せれない型が臨闘型
わかりやすく言えば・・・
表演型は一般的に知られて
いる型で臨闘型は古式の型
これが空手の型の秘密だ。
しかしこれは他言禁止だ。
空手経験者でも知られずに
否定する事が多いのが現実
僕は空手家ではないので
黙って黙々とやっていた。
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