第691話 仕切り

2022年9月22日

第28部-夏休み中盤-

t f B! P L
理子「ロケット行く?」

司「ロケットは後にしよ。
豪華な花火もあるから
ちょっと見ておこうよ」

理子「うん。わかったぁ」

僕達の花火じゃない。
これは大学生の花火だ。

大学生に華をもたせておか
ないと筋が通らなかった。

せっかく男子大学生達が
しきってくれているので
ひとまず任せようと思う

いきなり僕と理子が個人
行動して困らせても悪い。

司「んっ?あの人達も一緒
じゃああかんのかなぁ?」

理子「どうなんやろねぇ。
別にいいと思うんやけど」

男子大学生達がブスと言う
女性達が遠めから見ていた

輪に入りたそうだった。

理子「どこ行くの?司?」

司「せっかくの旅行やから
みんな楽しまな損やんか」

理子「待ってよ。司ぁ~」

僕は女性達を誘いに行った

みんな楽しみにしてやって
きた1泊2日の旅行だから
この旅行の参加者でみんな
思い出を作ればいい。

司「一緒にどうですか?
せっかくの旅行ですから」

女「いいんですかぁ?」

司「いいと思いますよ~。
あの大学生達も勝手に
入ってきてたんですから」

女「じゃあ。行きまーす」

僕が女性達を誘って他の人
達もなぜか集まってきてた

知らない間に人が増えて
楽しさも倍になっていた。

どーでもいい事でも笑える
みんな和やかになっていた

男「いくぞ~。ドラゴン」

男「うおおっ。すげぇ~」

僕達がいなくても大丈夫だ
僕と理子はロケット花火を
持って少し離れた移動へ。

司「やっぱりロケットを
やらんと夏の感じせんわ」

理子「なんかわかるわー」

シュボッ・・・ジイイイッ
ビュッ・・シュー・・パン

理子「おおっ。上手いね」

司「もう慣れてるからね」

理子「じゃああたしも~」

シュボッ・・・ジイイイッ
ビュッ・・シュー・・パン

司「理子も上手いやんか」

理子「えへへ。ありがと」

ロケットを投げていると
気分がすっきりしていく。

ストレス発散にもなってた

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