森山「美味しい。めっちゃ
ししゃも美味しいやんか」
石田「ほんまや。美味しい
こんな美味しかったっけ。
ほらほら。食べてみて~」
宮下「どれどれ?うわぁ。
めっちゃ美味しいやん」
司「あの・・・ちょっと」
実はバーベキューの時には
ししゃもの数は少ない。
みんなあまり美味しさを
知らないので食べない。
だから用意も少なかった。
司「ううっ・・・無いし」
ししゃもが無くなっていた
僕は一匹も食べてなかった
理子「司ぁ。美味しかった
ししゃもって美味しいね」
司「・・・そうでしょ?
めっちゃ美味しいよ・・」
宮下「あれ?そういえば
司君ししゃも食べたぁ?」
司「食べれませんでした。
すでに全匹無くなってた」
森山「え~!?ごめーん」
理子「食べてなかったの?
なんで言ってくれへんの」
司「言う前に消えてった。
一瞬で無くなってたよ」
宮下「司君が遅いねんよ」
森山「さっさと取らんと。
網の上は早い者勝ちやで」
司「全匹ほぼ同時に消えて
ったら取れませんよ~」
全員「あははははっ」
僕達の班は盛り上がってた
楽しい時間がより楽しい。
僕達は仲良くなっていた。
司「う~。冷えるなぁ~。
ちょっとトイレ行くわぁ」
理子「はーい。気をつけて
いってらっしゃーい」
僕はトイレへ向かってった
僕がトイレへ行くのと同時
に2人の男がついてきた。
男「おーい。ちょっと~」
司「はい?なんですか?」
男「一緒にトイレ行こうぜ
ちょっと話しもしたいし」
昼間の大学生の2人だった
僕に話しかけてきていた。
男「俺ら紹介してくれや。
俺らも一緒に遊びたいわ」
司「そんなん言われても。
そっちはそっちで楽しく
やってるんじゃないです?
バスで来る時からめっちゃ
ハイテンションでしたし」
男「せやけどあかんねんな
昼間ナンパしてたんやけど
全然ひっかからへんしなぁ
男だけじゃつまらんねん」
確かに・・・ダメそうだ。
この人達にナンパされても
楽しくなさそうだった。
でも・・・それは言えない
傷つけそうだったから・・
司「もう明日帰るんですよ
いまさら遅いですって」
僕はやんわり断った。
一緒に遊びたくないから。
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