第685話 自然体

2022年9月16日

第28部-夏休み中盤-

t f B! P L
司「よーっし。焼くで~」

理子「えっ?焼く方なの?
食べるほうじゃなくて?」

司「バイトでつちかった
経験を見せてあげるよ~」

理子「ケンタッキーやんか
揚げるしかできへんやん」

宮下「司君。かなりいいね
めっちゃあたし好きやわ」

石田「理子ちゃんが不安に
なるのもわかるわぁ~」

森山「あれは好かれるね。
自然体が素直に出てる」

理子「そうなんですよね。
だから本当に心配なんです
本人気づいていないんで」

僕は焼きにかかっていった

司「うわっ・・・こげた。
あれ?こっちもこげてる。
あかん理子。助けてよ~」

調子にのって野菜を網に
いっぱい置き過ぎてしまい
ひっくり返せずにこげてた

大事な食料がこげていた。

理子「も~。なにしてんの
はいはい。代わったげる」

司「ごめんね。理子」

僕は理子と代わってもらい
適当に食べることにした。

宮下「いいよ。理子ちゃん
あたし代わってあげるよ。
司君と一緒に食べときよ」

理子「じゃあお願いします
司ぁ。一緒に食べよ~」

司「えっ?」

理子「ちょっと。なんで
ししゃもを焼いてるの?」

僕はししゃもを焼くのに
集中していた。

司「バーベキューの時の
ししゃもめっちゃ美味しい
特に子持ちししゃも最高」

冠位明稜帝の合宿で知った
のが子持ちししゃもだった

あれだけは以上に美味い。
肉をある程度食べたあとは
ししゃもの取り合いだった

なんでししゃも?って
思ったけど食べたらわかる

僕は理子に焼けたのを渡す

理子「うわぁ。美味しい~
すごいね~。ししゃも~」

司「びっくりしたやろ?
その味はバーベキューで
しかなぜか味わえへんねん

家で焼肉してししゃもを
焼いても無理やねんなぁ」

理子「へぇ。なんで?」

司「それはわからへん。
なんでなんやろなぁ?」

なんで?と言われれば
なんでかはわかんない。

とにかく美味しかった。

森山「あたしも食べよう。
そんなに美味しいの?」

みんなも食べ始めていた

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