第683話 ナンパ

2022年9月14日

第28部-夏休み中盤-

t f B! P L
全員で楽しく話をしていた
時に声をかけられていた。

男「ねぇ。ちょっといい?
俺らも話しにいれてよぉ」

男「一緒のバスで来てたん
やけど俺らの事わかる?」

男子大学生2人がが空気を
読まずに声をかけてきた。

宮下「すみませ~ん。
ちょっとゴメンなさーい」

石田「本当にすみませ~ん
他のとこあたって下さい」

森山「もう結構で~す」

司「うわぁ・・きっつ~」

女子大生は斬るのが早い。
態度もすごく迷惑そうだ。
一言目でもう断っていた。

でも男達も頑張っていた。

男「そんなん言わずさぁ。
みんな兵庫やろ?俺達も
兵庫県やねんって~」

宮下「もう・・いいです。
勘弁してくれませんかぁ」

石田「迷惑なんでぇ~」

さらに態度を悪化させる。
これはかなりきつかった。

男達は黙って去っていった
さすがにこれはきつかった

森山「はぁ。なんでこんな
変なナンパばっかなんやろ
そんな軽く見えるかな?」

全員が僕の方を見ていた。
僕しか男がいなかったから

司「みんな寂しいんですよ
夏だけ熱くなれるんです」

宮下「おおっ!!すごいね」

石田「かっこええやんか」

森山「高校生のくせに~」

司「ははっ・・・」

実はこれは憲吾が言ってた

彼女がいない夏は辛い・・
ちょうど季節が暑くなると
俺の気分も熱くなるとよく
わからん事を言ってたけど
これが意外と他人に伝わる

僕は勝手に使っていた。

理子「あ~。休憩したぁ。
司。そろそろ海に戻ろう」

司「そうやね。まだ少し
しか遊んでないもんね~」

宮下「ビーチボールあるよ
バレーでもせえへん?」

司「いいんですかぁ?」

理子「じゃあ少しだけ~」

宮下「うん。じゃあやろ」

僕達は海の家を出て戻った
そしてバレーをしていた。

司「ちょっと。理子~
どこにトスあげてんの?」

理子「そんなん言われても
なんでそんなマジなん?」

司「やっぱりさ・・・
こういうのって。うわぁ」

理子「あはは。こけてる」

司「めっちゃ足とられる。
サンダル持ってきてよぉ」

理子「みんなはだしやで」

司「それを言わんとって」

全員「あはは。面白い~」

僕だけ必死にやっていた。
なんかおもしろがられて
集中狙いされて遊ばれてた

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