トイレ休憩も終わってから
バスに戻り僕達は席に着く
そしてバスは走り出した。
宮下「ねぇ。これ食べてよ
いっぱいあんねんやんか」
理子「あっ。すいません。
ありがとうございますぅ」
司「すいません」
宮下「いいっていいって。
せっかくの旅行やねんから
楽しく行きたいしね~」
石田「恋愛話聞きたいし」
司「そんな人に言えるほど
立派な恋愛違いますけど」
森山「え~。なんかすごく
上手に付き合ってそうや」
宮下「それはわかるわぁ」
司「怒られてばっかです」
理子「怒ってないやんか」
司「ほったらかしにしてる
ってよく言われるんです」
理子「それはそうやんか」
宮下「それは宮根君が悪い
ほったらかしはあかんよ」
石田「やっぱり好きな人と
は一緒にいたいんやから」
森山「仕事を言い訳に
したらあかんねんって~」
宮下「それあんたの前彼」
全員「あははははっ」
僕達の席は盛り上がってた
男の大学生達は見ていた。
男の大学生達もなんとか
気をひこうとしてた。
でも温度差が違っていた。
彼女達にとって彼達は彼氏
候補ではなかったらしい。
そういう部分は厳しかった
僕と理子はずっと今までの
恋愛を聞かれていた。
もう質問攻めだった。
理子は完全に意気投合して
たのでずっと話していた。
僕は疲れたので少し寝た。
女が話をしだすと話は
絶対に止まらない。
そこに男は入れなかった。
僕は疲れていたのか本気で
寝てしまっていた。
理子「司ぁ。起きてよ~。
本気で寝たらあかんって~
もう白浜に着いたよ~」
司「えっ・・・うーん。
あー。よく寝れたわぁ~」
理子「ほら。早く降りよ。
はい。これ司の鞄」
司「あっ。ありがとう。
ごめんね。迷惑かけて」
理子「それぐらいいいよ。
はい。手を出してよ」
司「んっ・・・よしっ」
理子と手を繋いで降りる
司「うっ・・まぶしい」
和歌山の日差しは強くて
寝起きにはきつかった。
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