バスは高速に乗って和歌山
の方へ向かって行ってた。
理子「そんでさ~。
松原さんがそこでね~」
司「松原さんは空回り
することが多いやんか」
理子と2人で話してた。
時間が過ぎるのは早くて
途中のトイレ休憩が来た
僕と理子はバスを降りて
トイレに行ってから少し
外の景色を見ていた。
晴れてて景色がよかった
風も気持ちがよかった。
理子「司ってさぁ・・・
こういう景色好きよね」
司「けっこう好きかなぁ
守君の影響やけどね・・
見るっていうのが好き」
理子「見るって?」
司「意識を集中してさぁ
見てると考えられるねん
ただボーッと見ててもね
何も記憶に残らへんし」
理子「ふーん。そっか」
??「こんにちわ~。ねぇ
ちょっといいかなぁ?」
理子「はい。何です?」
??「2人って高校生?
もしかして付き合ってる」
僕達に話しかけてきた
のは3人の女子大生達だ。
司「付き合ってますが」
??「え~。いいなぁ~。
めっちゃ羨ましいわぁ」
司「あのー。あっちの
彼氏達はほっておいて
いいんですかぁ?」
??「えっ?彼氏違うよ。
誰かもよくわからんし」
理子「えっ?大学生同士
で来たんじゃなくて?」
??「あたしら女子大やで
神戸女子大やねんけど」
理子「女子大?あれっ?
じゃああの人達は?」
??「全然知らへんねん」
知り合いだと思ったのに
たまたまこのツアーで
一緒になっただけらしい
僕達は勘違いしていた。
そして自己紹介をした。
宮下さんに石田さんに
森山さんの3人だった。
今年大学1年生の19歳だ
3人は仲が良くて旅行に
行きたくてこのツアーを
申し込んだらしい・・・
??「付き合って何年?」
理子「まだ1年ですけど
でも幼馴染なんでもう
16年の付き合いですよ」
??「幼馴染なんやぁ~」
やたらと話しかけられた
僕達は意気投合していた
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