第678話 意気投合

2022年9月9日

第28部-夏休み中盤-

t f B! P L
バスは高速に乗って和歌山
の方へ向かって行ってた。

理子「そんでさ~。
松原さんがそこでね~」

司「松原さんは空回り
することが多いやんか」

理子と2人で話してた。

時間が過ぎるのは早くて
途中のトイレ休憩が来た

僕と理子はバスを降りて
トイレに行ってから少し
外の景色を見ていた。

晴れてて景色がよかった
風も気持ちがよかった。

理子「司ってさぁ・・・
こういう景色好きよね」

司「けっこう好きかなぁ
守君の影響やけどね・・
見るっていうのが好き」

理子「見るって?」

司「意識を集中してさぁ
見てると考えられるねん
ただボーッと見ててもね
何も記憶に残らへんし」

理子「ふーん。そっか」

??「こんにちわ~。ねぇ
ちょっといいかなぁ?」

理子「はい。何です?」

??「2人って高校生?
もしかして付き合ってる」

僕達に話しかけてきた
のは3人の女子大生達だ。

司「付き合ってますが」

??「え~。いいなぁ~。
めっちゃ羨ましいわぁ」

司「あのー。あっちの
彼氏達はほっておいて
いいんですかぁ?」

??「えっ?彼氏違うよ。
誰かもよくわからんし」

理子「えっ?大学生同士
で来たんじゃなくて?」

??「あたしら女子大やで
神戸女子大やねんけど」

理子「女子大?あれっ?
じゃああの人達は?」

??「全然知らへんねん」

知り合いだと思ったのに
たまたまこのツアーで
一緒になっただけらしい

僕達は勘違いしていた。
そして自己紹介をした。

宮下さんに石田さんに
森山さんの3人だった。

今年大学1年生の19歳だ

3人は仲が良くて旅行に
行きたくてこのツアーを
申し込んだらしい・・・

??「付き合って何年?」

理子「まだ1年ですけど
でも幼馴染なんでもう
16年の付き合いですよ」

??「幼馴染なんやぁ~」

やたらと話しかけられた
僕達は意気投合していた

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