みんなリビングへきた。
その時・・・わかった。
司「あっ。久しぶり~」
井上「あれ?宮根やんか
めっちゃ久しぶりやん」
小田「変わってないね」
中学校の同じ太極拳部の
井上さんと小田さんだった
2人共化粧もしてかわいく
なって大人っぽかった。
守「なんや?司おったんか
ケンタッキーあるやんけ」
司「あっ。持ってきてん。
よかったら食べてよ~」
井上「美味しそう。じゃあ
ちょっともらおうかな~」
小田「宮根。お茶とって」
司「はいはい。相変わらず
人使いが厳しいよね~」
中学校の頃僕が部長だけど
力関係は彼女達が上だった
卒業しても変わらなかった
普通にしたがっている僕も
問題があったんだけど・・
司「2人は今日こういうの
あるって知ってたん?」
2人は同じ須磨の公立高校
に通っていた。
井上「全然知らんかったよ
さっき沢田と自販機の前で
会って聞いたんやんかぁ」
小田「そんで来ただけやで
宮根がおるのも知らんし」
司「僕もそんなもんやわ」
ブーン・・・ブーン・・・
僕の携帯が鳴りだしていた
電話の相手は理子だった。
司「はい。もしもし~。
あっ・・・うん今ね・・」
理子もバイトが今終わった
井上「理子も呼んだら?」
司「呼んでも大丈夫?」
守「1人増えたところで
何も変わらへんって」
守君のところにいる状況を
説明して理子も呼んだ。
司「ちょっと理子を迎えに
行ってくるから」
小田「行ってらっしゃい」
守「気をつけていけよ」
司「うん。わかってる」
バイクで理子を迎えに行き
乗せてすぐ帰ってきた。
理子「こんばんわぁ・・
あ~。みんな久しぶり~」
小田「あ~。理子ぉなんか
可愛くなってるやんかぁ」
井上「宮根はほっといたら
理子他の男にとられるで」
司「そんなん言わんとって
めっちゃリアルやから~」
井上「あはは。ごめんって
そういうの変わらへんな」
中学校時代を思い出してた
ずっとこんな感じだった。
みんな高校に入ってからは
一緒につるむ事が無かった
だから懐かしがっていた。
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