第674話 旧友達

2022年9月5日

第27部-夏休み前半-

t f B! P L
みんなリビングへきた。
その時・・・わかった。

司「あっ。久しぶり~」

井上「あれ?宮根やんか
めっちゃ久しぶりやん」

小田「変わってないね」

中学校の同じ太極拳部の
井上さんと小田さんだった

2人共化粧もしてかわいく
なって大人っぽかった。

守「なんや?司おったんか
ケンタッキーあるやんけ」

司「あっ。持ってきてん。
よかったら食べてよ~」

井上「美味しそう。じゃあ
ちょっともらおうかな~」

小田「宮根。お茶とって」

司「はいはい。相変わらず
人使いが厳しいよね~」

中学校の頃僕が部長だけど
力関係は彼女達が上だった

卒業しても変わらなかった
普通にしたがっている僕も
問題があったんだけど・・

司「2人は今日こういうの
あるって知ってたん?」

2人は同じ須磨の公立高校
に通っていた。

井上「全然知らんかったよ
さっき沢田と自販機の前で
会って聞いたんやんかぁ」

小田「そんで来ただけやで
宮根がおるのも知らんし」

司「僕もそんなもんやわ」

ブーン・・・ブーン・・・
僕の携帯が鳴りだしていた
電話の相手は理子だった。

司「はい。もしもし~。
あっ・・・うん今ね・・」

理子もバイトが今終わった

井上「理子も呼んだら?」

司「呼んでも大丈夫?」

守「1人増えたところで
何も変わらへんって」

守君のところにいる状況を
説明して理子も呼んだ。

司「ちょっと理子を迎えに
行ってくるから」

小田「行ってらっしゃい」

守「気をつけていけよ」

司「うん。わかってる」

バイクで理子を迎えに行き
乗せてすぐ帰ってきた。

理子「こんばんわぁ・・
あ~。みんな久しぶり~」

小田「あ~。理子ぉなんか
可愛くなってるやんかぁ」

井上「宮根はほっといたら
理子他の男にとられるで」

司「そんなん言わんとって
めっちゃリアルやから~」

井上「あはは。ごめんって
そういうの変わらへんな」

中学校時代を思い出してた
ずっとこんな感じだった。

みんな高校に入ってからは
一緒につるむ事が無かった

だから懐かしがっていた。

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