女「あはっ・・あははは」
司「んっ?笑ってるの?」
僕と魂輝君のやりとりに
彼女が笑っていた。
女「なんか楽しそうやね。
めっちゃ羨ましい・・・」
司「そうかな?ほとんど
イジメられてばっかやで」
女「そうなんですかぁ?」
司「この前なんてさぁ」
僕は彼女と普通に話した。
守君と魂輝君にいろいろと
投げられたり蹴られたりで
イジメられてる事を言った
その後彼女から質問されて
僕がずっと答えていた。
魂輝「司ぁ~。そろそろ
離れてくれませんかぁ?
もう基礎鍛錬終わりました
技の練習をしたいんです」
司「あっ。ごめんね~。
そんじゃあ帰るからぁ。
明日夜になるけどさぁ。
ケンタッキー持って行く」
魂輝「楽しみにしてます。
そんじゃあまた明日です」
僕は魂輝君に挨拶をして
彼女を乗せてバイクで駅
まで送っていってあげた
司「じゃあ気をつけて」
女「あの・・・本当に
ありがとうございました」
司「感謝とかはいいよ。
ただ次助ける事はないよ。
ヤンキーに2回目も恥を
かかせる事はできんから。
そんじゃあバイバーイ」
僕は家に帰って行った。
女「司君・・・かぁ」
僕は名前を知られていた。
魂輝君との会話で聞かれた
この時はもう会わないと
思っていたのだが・・・
彼女は僕の前にまた現れる
それはまた後のお話・・・
家に帰った僕はご飯を食べ
理子に電話をしておいた。
司「大丈夫やったから。
うん。謝ったらいけてん。
吉井さんにはもうアホな事
せんように言っときよ~。
うん・・・じゃあまたね」
用件を伝えてすぐに切った
司「なんか色々あるなぁ。
まだ8月なってないやん」
まだ夏休みに入ってから
数日しか過ぎていない・・
もう結構過ぎたと思ってた
司「こんなペースやったら
さすがに体もたへんわぁ」
今年の夏休みはきつい・・
そういう予感がしてきた。
そして翌日・・・バイトが
終わってすぐケンタッキー
を買って守君の家に行った
司「さすがに高いなぁ」
3000円にもなっていた。
ちょっと痛い出費だった。
ピンポーン・・・
司「夜分遅くすいませーん
宮根でーす。魂輝くーん」
魂輝「ちょっと待つです。
今そっち行きますから~」
魂輝君が玄関へ出てきた。
そしてケンタッキーを渡す
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