第668話 遅かった

2022年8月30日

第27部-夏休み前半-

t f B! P L
バイクに乗って移動する。
裏通りへ向かっていった。

裏通りは人が少なくあまり
いい場所ではなかった。

裏通りにつきバイクを降り
歩いて探すことにしてた。

できれば歩きたくない場所
不良が多くいてからまれる
確率が高い場所だから・・

遠くから女性の声がしてた
なんか抵抗しているようだ

僕は声の方向へ向かった。

司「この辺りかなぁっと」

声の方向に歩いていると
見張りが数人立っていた。

司「あいつらそうやな」

それは駅前にいた奴らだ。
僕は顔を覚えていた。

とりあえず策もないけど
正面から向かっていった。

??「おい。なんやお前ぁ」

司「いやー。すいません。
ここに女いないですか?」

??「女?おらへんわ。
ええからさっさと帰れや」

そいつは突然蹴ってきた。
普通はそれで相手はひるむ

でも・・・僕は・・・

司「ふむ。こんなもんか」

恐怖の与え方は合格だけど
蹴り方は完全に素人だった

僕は戦力が分析できた。

??「わかったら帰れやぁ。
・・・えっ?」

ビュッ・・・ダァン・・・

司「気を抜きすぎですよ。
ちょっと死んでて下さい」

僕はとりあえず投げた。
一撃で黙らせたかった。

うるさくされると中から
援軍が来てしまう・・・

そうなるとこっちが辛い
それだけは避けたかった。

僕は静かに中へ向かった。
外からそっと中を覗いた。

司「あかん・・遅かった」

中では数人の男が周りを
囲ってレイプを見ていた。

女の子は泣きながらずっと
やめてと嘆願していた。

しかしやめる訳が無い。
やめてでやめるような不良
がいるわけなんてなかった

でも・・・しょうがない。
僕は中へ入っていった。

司「すいませーん」

??「あぁ?誰やぁお前」

司「勘弁してくださいよ。
その女の子そろそろ放した
ってほしいんですけどー」

??「なんや?彼氏か?」

司「いえ。違いますけど」

??「じゃあなんやねん」

司「ただの友達ですけど」

??「ちょっと待て。お前は
もしかして・・・」

司「なんなんでしょう?」

僕を知ってるみたいだった
僕は彼らを知らないのに。

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