第666話 暗い雰囲気

2022年8月28日

第27部-夏休み前半-

t f B! P L
理子と何気ない話をして
一息ついたので外へ出る

司「そろそろ出ようか」

理子「うん。出よっか」

席を立って外へ出る時に
理子は腕を組んできた。

司「えっ?あれ?」

理子「何?嫌なん?」

司「いや。珍しいから」

腕を組んでくるとは
思っていなかったので
さすがに少し動揺した。

中谷「ありがとう
ございましたぁ~」

司「すいませんでしたぁ
失礼しましたぁ~」

僕達は外へ出て行った。

理子「あの中谷さんって
人ずっとこっち見てた」

司「えっ?そうかな?」

理子「多分司を狙ってる
そういう感じがしてん」

司「あの人彼氏いるよ。
それは無いと思うけど」

理子「いーや。怪しい。
今日見といてよかった」

こういう部分もわからない
女は怖いっていつも思う。

でも中谷さんに見せつける
為に腕を組んでた理子が
かわいらしいと思った。

それから僕達は移動して
ちょっと時間を潰してた。

そして夜になっていた。
僕達は駅前を歩いていた。

理子「今日は久しぶりに
デートした感じするわぁ」

司「そうやんね。一日中
おった感じがするもん」

理子「うちは幸せやわぁ。
なんか今が一番幸せや」

司「それは言いすぎやわ。
って理子・・・あれ?」

理子「あれって?あっ!!」

僕が指差した方向には
吉井さん達がいた。

不良達はいなかった。
なんか雰囲気が暗かった。

とりあえず近くへ行った。
吉井さんが僕達に気づいた

吉井「どうしよ。宮城さん
あたし・・・どうしよう」

理子「どうしたんよ?」

吉井「逃げてきたんやんか
どうしよう・・・あたし
どうしたらいいんやろう」

理子「落ち着いて話してよ
何があったかわからんよ」

司「何があったんですか?
昼頃楽しそうでしたよね」

??「えっ?はい・・・」

僕は他の人達に聞いた。
吉井さんに聞いてもわから
ないと判断したからだ。

理子「司何か知ってる?」

司「いや。知らないけど。
理子待ってる間に吉井さん
達ヤンキー連中達と一緒に
おったん見ただけやけど」

昼の雰囲気からは想像
できないような姿だった

一体何があったんだろう?

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