第665話 機嫌不良

2022年8月27日

第27部-夏休み前半-

t f B! P L
司「こんにちわぁ・・・」

中谷「いらっしゃいませ~
あれ~?どうしたんよ?」

司「今日お客なんですけど
入ってもいいですかぁ?」

中谷「いいよ。暇やし~」

司「よかったぁ。理子。
大丈夫みたいやわぁ~」

理子「ほんと?よかったぁ
ここで司働いてるんかぁ」

司「いつも厨房やけどね」

ケンタッキーに入ったけど
その日は暇そうだったので
気を遣う必要なく安心した

バイト先に客が多かったら
いづらくなってしまうから

中谷「へぇ。かわいいやん
その子が宮根君の彼女?」

司「はい。そうなんです。
よく怒られてますけどね」

理子「怒ってへんやんかぁ
やめてよ。そういうの~」

司「ごめん・・・理子」

理子「そこで謝るからウチ
そんなんなってるやんか」

レジ前で僕が怒られていた
中谷さんはずっと見ていた

司「さっ。注文しようよ」

理子「オススメはなに?」

司「さぁ?わからへんねん
ろくに食べた事ないから」

理子「えっ?そうなん?
そんなんってありなん?」

司「意外やろ?」

理子「じゃあ・・これで」

司「じゃあそれ2つで~」

中谷「はい。かしこまり
ました。では・・・」

注文して席に座った。
理子とずっと話していた。

理子「レジの人美人やね。
なんか仲よさそうやし~」

司「そんな仲よくないよ。
ただ僕が入る前からおるし
中谷さん彼氏おるからさ」

理子「ふーん。それじゃあ
彼氏おらんかったら司は
どうしてたんよ?」

理子の機嫌がみるみる悪く
なっていく・・・

父さんも言っていたけど
女は本当にわからない・・

ここで怒るとダメらしい。

司「どうもしないって~」

理子「司は知らない間に
好かれるの多いんやから
ほんまに油断できへん」

司「それは僕の台詞やって
理子はモテモテやからいつ
僕が振られるかわからん」

理子「よう言うわぁ~
あたしこそいつ振られるか
わからんから怖いのに~」

席に座って周りからすると
別れ話なのかなんなのか
わからない事を話していた

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