第656話 雰囲気

2022年8月18日

第27部-夏休み前半-

t f B! P L
僕と理子が帰っている途中
に事件が起こっていた・・

向井「おーい。吉井さん」

吉井「あっ・・向井さん。
お疲れさまです・・・」

マクドの先輩の吉井さんの
事が好きな向井さんが一人
で帰る吉井さんを見つけた

向井「今帰りなん?」

吉井「えぇ。そうです。
じゃあお疲れさまです」

向井「ちょっと待ってよ。
1人じゃ危ないから送る」

吉井「いいです。結構です
すみませんが大丈夫です」

向井「ちょっと待ってや。
話したい事があんねんや」

吉井「なんなんですか?
あたし明日もバイトなんで
はやく帰りたいんですよ」

向井「俺・・・吉井さんの
ことが好きやねんや・・・
俺と・・付き合ってくれ」

吉井「ごめんなさい・・・
あたし向井さんのことは
好きになれないので・・」

向井「えっ?あかんか?」

吉井「ちょっと無理です。
すいません。失礼します」

向井「ちょっと待てって」

吉井「やめてくださいよ。
いい加減にしてください」

吉井さんは帰ろうとする。
向井さんは腕を掴んでいた

駅前で2人がもめていた。
周りの人達にも見られてた

周りの人が見てるという事
はあいつらも見ていた・・

??「おい。あれなんや?」

??「女嫌がってるやんけ」

??「ちょっと助けたるか」

??「待てや。俺も行くわ」

??「めっちゃおもろそう」

ヤンキー軍団がもめてる
2人を見て助けに動いてた

??「おいおい。にーちゃん
彼女嫌がってるやんけ~」

??「手放してやれやぁ~」

向井「なん・・・ですか」

5人に一気に囲まれる。
ヤバイ雰囲気が漂ってた。

??「彼女。先に帰りやぁ~
後は俺らがやっとくから」

吉井「えっ・・・でも?」

??「こいつ彼氏なんか?」

吉井「違いますけど・・」

??「じゃあ帰っときーや。
後は俺らに任せとけって」

1人の男が髪をつかんだ。

向井「おい。やめろやぁ。
お前ら・・・やめてくれ」

??「駅前は目立つやんけ。
ちょっと移動しようやぁ」

そして駅前から離れていく

周りの人は見てみぬふりだ

自分には関係の無い事・・
それならば巻き込まれない
ように選択して生きてた。

誰も彼らに噛み付かない。

吉井「かっこいい・・・」

吉井さんはその姿に惚れた
不良が正義のヒーローに
見えてしまっていた。

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