終業式の日なのかその日は
やたらとお客が来ていた。
チーフ「お客さん多いよ~
オーダー急いであげて~」
司「はーい。3番と4番の
オーダーあがってまーす」
チーフ「チキン5ピース
入ったぁ。お願いします」
司「はーい。了解でーす」
僕はテキパキと動いていた
忙しいからこうやって動か
ないと間に合わなかった。
そのまま6時間が過ぎた。
時間はもう9時になってた
司「それじゃあお先です」
チーフ「はーい。お疲れ~
宮根君。今日ありがとう。
負担多かったと思うけど
めっちゃ助かったわぁ~」
司「いえいえ。それじゃあ
また明日お願いしまーす」
チーフから色々と頼りに
されて結構疲れていた。
司「ふぅ。疲れたなぁ~。
理子はもう終わったかな」
理子も9時までのバイトで
一緒に帰る約束していた。
僕はマクドの方へ向かった
終業式が終わったからか
駅前では同じ年ぐらいや
中学生ぐらいのヤンキーが
いっぱい集まりだしていた
司「あ~。怖い怖い。
関わらない方がいいね~」
夏休みになるとそういう輩
が増えるのは多くなってた
夏休みは不良達が輝ける。
そういう季節だから。
僕は目線を伏せて歩いた。
不良の前では生意気な態度
をとらなければもめない。
僕はヤンキーではないので
いちいちもめたくなかった
何事もなく通り過ぎて
マクドへ近づいたらそこに
理子と他の女性がいた。
理子「あっ。司ぁ~」
司「ごめん。理子。
遅くなっちゃった」
??「あれが彼氏なん?」
理子「うん。そうやで」
司「あっ。はじめまして
えっと・・・どちら?」
理子「同じマクドのクルー
で吉井さん。同い年やで」
司「あっ。そうなんですか
宮根です。はじめまして」
吉井「はじめまして~。
吉井です~。宮城さんから
よく聞いていますよ~」
司「あれ?そうなんです?
僕はあまりいいところが
ないんですけど・・・」
吉井「そうみたいですね。
よくほったらかしにされて
どうしたらいいか悩んでる
ってよく聞いてますから」
司「・・・すみません」
理子「ちょっと。やめて」
僕にはかっこいいところが
無いという話だと思ったが
僕が理子に対する態度の事
を言われていて何も言えず
黙り込むしかなかった。
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