第651話 終業式

2022年8月13日

第27部-夏休み前半-

t f B! P L
企業訪問が終わって先生に
レポートを提出して平和な
毎日が過ぎて行っていた。

そして・・・結果も・・・

司「守君。どうだった?」

守「2級合格してたわ」

司「本当?よかったぁ~。
僕も2級合格しててんよ」

僕と守君は少し前に受けた
日商2級に合格していた。

そして全商の2級にも合格
していたのでとりあえずの
通過点をクリアしていた。

司「魂輝君はどう?」

守「タマも3級合格してた
あいつ簿記関係ないのに」

司「魂輝君はすごいなぁ。
強くて頭もいいもんなぁ」

守「タマは国家試験を勉強
したほうがええねんよな」

司「国家試験は難しいよ」

守「まぁ後は冬に1級やな
その前に宅建あるからやぁ
めっちゃ大変やねんけど」

司「そっか。守君は不動産
運営って言ってたもんね」

守「そうそう。大変やわ。
株も適当に保有しろとか
言われてるからやぁ・・」

司「僕は株運営だけやから
守君よりかは楽やけどね」

理子「何の話をしてんの?
難しい話ししてるけど?」

司「あっ。理子おはよう」

守「簿記検定の話や」

理子「すごいやんねぇ~。
2級までとってるのって」

司「そうなんかなぁ?ただ
とってるだけやねんけど」

守「実力は全然無いからな
そんな威張れる訳やない」

理子「褒めてるねんからさ
素直に受け取ったらぁ?」

幸先のいい1学期を過ごし
僕達は気分よく終えれてた

キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴り外に出てく

守「やっと終業式やなぁ。
1学期は長かったわぁ~」

司「やる事多かったしね。
学校にバイクにバイトに
簿記検定に企業訪問やし」

守「なんとか結果残せた
からよかったんやけどな」

司「必死やったけどね」

1学期を振り返るとただ
必死になってただけだった

でも必死になったおかげで
なんとか結果を残せていた

今までずっと頑張ってきて
大事なところでちゃんと
頑張れるようになっていた

守君に出会ってなかったら
僕はここまで必死に努力が
できてなかったと思った。

外で校長先生の話しを聞き
終わって教室へ戻った。

通信簿を受け取って見て
自分の成を確認していた。

成績は平均的だった。
だけど資格の欄が多かった

最初は成績なんて低めでも
いいと父さんに言われてた

だからショックは無かった

最後に先生の注意を受ける

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