その後も話しを聞いていた
難しい話のほうが多かった
けどわかりやすい話もあり
楽しく過ごせていた。
少ししてから先生が来た。
野田「そろそろ終わりやぁ
社長に挨拶して帰るぞぉ」
司「もう終わりですか?」
守「まだ聞きたいけど」
野田「その人は社長やねん
お前らと時間の重みが違う
あんま迷惑かけたんなよ」
司「そっか・・そうやね」
守「じゃあ・・・帰るか」
先生の言う事はもっともだ
僕と父さんの時間は違う。
これ以上邪魔できなかった
父「何が時間の重みが違う
やねん。野田もけっこう
言うようになったなぁ~」
野田「あれ?ばれてたの?
だって俺もう飽きたしー」
司「あれ・・・?えっと」
先生はそれっぽい理由を
言ってたが本当は違ってた
もう飽きたから帰る理由を
父さん相手に作っていた。
先生も・・・立場が高い。
色々やり方があると思った
野田「そんじゃあ帰るぞ」
僕達は帰る準備をしてから
頭を下げて挨拶をした。
守「色々勉強になりました
ありがとうございました」
司「仕事とビジネスの違い
がわかって勉強なりました
ありがとうございました」
理子「突然おしかけてきて
ご迷惑をおかけしました」
松原「失礼しましたぁ」
社長室を出て他の社員さん
にも挨拶をして外へ出た。
野田「そんじゃあ俺が
これから着替えてから道場
行くから帰るけど駅まで
送ってってやろうか?」
守「いえ。大丈夫です。
ありがとうございました」
司「せっかくなんで少し
どっか寄って帰ります。
ありがとうございました」
野田「そっか。そんじゃあ
気をつけて帰ってくれな」
先生は車で帰って行った。
先生が行ったのを確認して
僕達は緊張が一気にとけた
守「ふぅ。精神的に疲れた
つーかこの企業訪問の報告
どうやって書けばええ?」
司「めっちゃ難しいやんね
どんな事業内容でどんな事
をするかとかちゃうしさ」
理子「これは大変やって。
簡単にまとめれないって」
松原「全然わからへんよ。
それよりも宮根って金持ち
やってんなぁ~。すごい」
司「すごいと言われても。
僕が金持ちじゃないから」
ここは結構大事な部分だ。
今まで柴田さんや安部さん
に卓兄ちゃんに瀬戸さんと
会って見てたから僕はそう
思えていた・・・
親のすごさは子には無い。
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