第638話 勉強中

2022年7月31日

第26部-会社訪問-

t f B! P L
野田「どうや?企業訪問は
思ったようできてるか?」

司「全然出来ていません」

守「圧倒されてますよ」

野田「ほう。守が圧倒され
てるとは意外やなぁ~」

守「ビジネスはわからんし
まだ勉強中ですしね~」

野田「はっはっは。
そうやな。正直者やなぁ。
そんでそっちの女子は?」

司「あっ。え~とね」

僕は理子の顔を見た。

理子「はじめまして。
宮城 理子です」

野田「お~。君がかぁ。
えらいかわいいやんか。
司の彼女の理子ちゃん」

理子「えっ?なんで?」

野田「2年前からかなぁ
司に彼女がおるって何回
聞かされたことか」

司「あ~。やめてよぉ。
そんなん秘密にしてて」

理子「そうなの?司」

司「うん・・・ごめん。
守君が言ってたけど」

野田「好きって伝えるか
どうか悩んでたりしてた
あん時おもろかったな」

守「あれは憲吾とかが
言いふらしてたしなぁ」

司「面白くなかったし」

雰囲気が一気に変わった
道場みたいな雰囲気だ。

コンコンコン・・・

河野「失礼します」

野田「おう。終わった?」

河野「ええ。終わりました
峰専務と村田常務と一緒に
お昼行くみたいですけども
野田さんどうされます?」

野田「あー。俺はいいや。
河野さん行っておいで」

河野「でも・・・」

野田「こっから後は俺が
こいつら案内するから。
今日はありがとうな。
突然無理言って頼んで」

河野「いえ。大丈夫です。
それじゃあ失礼しますね」

野田「はい。ありがとう。
じゃあ行ってらっしゃい」

河野さんは出て行ってた。

野田「そんじゃあ俺らも
外に出ていこっかぁ~」

司「お腹すいたぁ~」

守「ラーメン食べたい」

野田「はいはい。じゃあ
王将でも行くかなぁ~」

僕達も外へ出て行った。
近くに王将が無かった。

なのでマクドへ行った。

守「ラーメンって・・・
言ったのに・・・」

野田「王将潰れてたから
しゃあないやないけ~」

司「王将って潰れるの?」

野田「珍しいけどなぁ。
なんか潰れてた感じやな」

王将もたまには潰れてる。
いつどうなるかなんてのが
わからないとこの時知った

そしてこの事と道場で教え
てもらってる事が一致した

勝負に絶対は無い。

僕は肝に銘じるようにした

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