第630話 中学の過去

2017年4月20日

第26部-会社訪問-

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司「同じグループにおった
のになんで避けてるの?」

松原「それは・・・」

守「話したくなかったら
別に話さなくていいぞ?」

松原さんは戸惑っていた。
やはり話したくなさそうだ

松原「あいつらは・・・
無茶苦茶やったから・・・
学校の窓ガラス割ったり
授業中にタバコ吸ったり
先生おちょくりに行って
泣かしたりしてたしさぁ。
リンチや喧嘩もしてたし」

守「ふーん」

司「へぇー。そっかぁ」

松原「驚かないの?」

司「なにに?」

松原「いや・・・だから」

守「松原も一緒になって
ガラス割ってた過去か?」

司「あー。そうなるよね」

松原「そういう事と違う。
めっちゃ不良やってんよ」

司「あー。そうやったんや
でも僕中学校の頃に守君を
ずっと見てたからさぁ」

理子「信じられへんこと
ばっかやってたもんねぇ」

守「バカ。褒めてないわ。
どうせやったら褒めろや」

司「守君なんて1年の時に
ヤンキーしばいててさぁ。
うちの学校四天王ってのが
おったんやけどね~」

守「谷川やったんは司やろ
俺やないやないか」

司「守君の指示があった
からたまたま勝てただけ。
それにね~。他にもね~」

僕は中学校の頃の守君との
色々な出来事を話した。

出会った頃~卒業の時まで

暴走族や冠位明稜帝や
親の事は話さずにしてた。

松原「沢田はえぐいよね」

守「別にえぐくないって」

司「いや。えぐかったよ。
僕はアメリカで英語も何も
できへんのに軍隊に一人
おいてかれてんからさぁ。
あれは人生終わってたね」

守「あ~。クラブマガな。
あれはええ経験やないけ」

司「ええ経験じゃないよ。
いきなり一人にされて覚悟
もできてへんのにあかん」

松原「はぁ~。すごいね。
あたし何も言えないわぁ」

松原さんは僕達の話しを
聞いて驚いていた。

松原さんから暗さは消えて
いつも通りに戻っていた。

少し話しているうちに守君
の携帯が鳴っていた。

守「あっ。先生からや。
悪いな。ちょっと出るわ」

司「はいはい。どうぞ~」

松原「先生って誰?」

司「んー。秘密~」

守君は電話に出て話した。
そして企業訪問日が決まり
僕達は伺う日時を確認した

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