第629話 ヤンキー

2017年4月19日

第26部-会社訪問-

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司「先生はなんて?」

柴田「また後で守に電話を
入れるようにするってよ。
準備が色々あるんやろ」

司「準備いるんかなぁ?
ただの企業訪問やのにね」

柴田「ただの企業訪問か。
企業訪問したいって言って
できるとこやないけどな」

司「えっ?どういう事?」

僕は軽く考えていた。
この考えが間違いだった事
に後で反省する事になる。

柴田「まぁ。待っとけや。
野田がちゃんとしてくれる
と思うから連絡待っとけ」

司「はい。わかりました」

僕達はこれ以上いても邪魔
になるので店を出てマクド
へ言って話をしていた。

理子「あー。緊張したぁ」

司「理子は初めてやもんね
僕も初めて行った時は緊張
めっちゃしてたからなぁ」

理子「ヤンキーは怖いって
うちはヤンキーちゃうし」

司「僕もそこらは怖いな」

僕と理子は楽しく話してた
守君はコーヒーを飲んでた

守「暗いな。松原?」

松原「・・・えっ?別に」

司「そういえばさぁ・・・
紫色の制服の人達を見て
からなんか暗い感じする」

理子「そういえばそう」

守「昔の友達か?」

松原「別に何でもないし」

司「紫色の制服ってどこの
高校なんやろ?あの制服を
着てる人ってなんかさぁ。
めっちゃ威張ってるよね」

守「そういえばそうやな」

松原「あれは陵弘やねん。
不良ばっかの高校やから」

理子「えっ?陵弘なん?」

守「陵弘って言ったら確か
バカ学校やなかったか?」

司「そうそう」

陵弘はスポーツが強い私学
で不良や学力の低い者が
行く学校だ。

あんまり関わりたくはない
と思うような学校だった。

守「そういえばうちらの
近くに野村工業もあるやん
どっちがバカ高校なん?」

司「それは知らないけど。
陵弘の方が悪いのは多い」

理子「あんまりバカとか
言わないほうがいいって」

誰かに聞かれてたらもめる
そういう危険性があった。

松原「さっきの2人はさぁ
中学の時のヤンキーやって
同じグループにおってん」

司「へぇ。そうなんやぁ」

松原さんは話しだした。
中学校時代はヤンキー達と
一緒によくいてたらしい。

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