鹿角さんの店前に着いた。
守「あ~。久しぶりやな」
理子「ここがそうなん?」
司「うん。じゃあ入るよ。
入ったら挨拶はしてね」
松原「ちょっと。入るって
そんな簡単に入るの?」
司「えっ?なんで?」
僕達は今までずっと挨拶を
して入ってたのに・・・
松原「ここってヤンキーの
先輩とか多かったし・・・
かなり下手に出て入ってた
場所やったはずやけど」
守「そんなんいらんねん。
挨拶きっちりしてたらいい
こんちわぁ。すんませーん
沢田でーす。入りまーす」
守君は中へ入っていった。
理子「なんか・・・怖い」
理子は少し緊張していた。
バイク屋ってなぜか悪い事
をしているように見えてた
司「大丈夫やって。ほら」
僕は理子の手を繋いだ。
理子「ありがと。司」
松原「ラブラブやなぁ~」
司「理子。中に入るよ~」
そして一緒に中に入った。
司「こんにちわぁ~」
理子「失礼・・しまーす」
松原「失礼しまーす」
松原さんは僕達の後に
一緒に入ってきていた。
中に入るとヤンキー達が
僕達の方を見ていた。
理子が僕の手を強く握る。
少し怖がっていた。
司「あっ。お久しぶりです
前のオイル助かりました」
??「おう・・・そうか。
つーかお前なんや?それ」
理子「・・・えっ?」
松原「知りあいなの?」
僕は一礼をして話してた。
バイクを何も知らない僕に
色々教えてくれる人だった
名前は杉田さんでバイクが
大好きな人で楽しかった。
見た目はヤンキーで怖いが
よくしてくれる人だった。
僕が女子を2人連れてきて
驚いていたみたいだった。
司「同じ学校の女子です」
杉田「なんや。そうかいや
女2人も連れてきて自慢を
しにきたんか思ったわぁ」
司「そんなんできませんよ
もうー。杉田さんひどい」
僕は少し談笑していた。
久しぶりに会ったから。
少し話しているとだんだん
ヤンキーが入ってきてた。
僕達と同学年のような男子
も中へ入ってきていた。