松原「え~。そうなんや」
司「松原さんは鹿角さんの
とこ知ってるの?」
松原「ちょっとだけかな。
中学の時の不良の男子が
あっこのバイク屋によく
行っててんやんかぁ~」
守「そういえばヤンキー
っぽいの結構おったな」
司「うん。多かったね~」
理子「全然わからんって」
理子にも鹿角さんのことを
説明した。そして企業訪問
を鹿角さんのバイク屋に
して放課後にアポを取りに
全員で行く事にした。
4人で校門まで出ていった
守「そんじゃあ兵庫駅でな
俺は先に行っとくから」
司「また後でね。理子」
理子「うん。また後でね」
松原「えっ?なんでなん?
沢田達はどう行くの?」
司「いやー・・・それは」
守「まぁ。ちょっとな」
校門前だったのでさすがに
バイクでとは言えなかった
他にも生徒達がいたから。
守「とりあえず急ぐから。
そんじゃあまた後でな」
司「うん。また後でね~」
松原「ちょっと~」
守君は強引に去っていく。
僕も一緒に去っていった。
近くのバイクを置いている
場所まで行って制服を脱ぎ
カーディガンに着替えた。
守君もそうやっていた。
目立ちたい訳じゃあない。
通学に制服で来るなんて
学校に簡単にバレるから。
多分数人の先生は僕達が
バイクで学校に来てるのを
知っているとは思ってた。
だけど先生は何も言わない
それは僕達が表だってでは
なく隠そうとしている姿を
知ってるから見過ごして
くれてたのかもしれない。
それか守君が面倒だから。
個人的にそう思っていた。
守「司ぁ。先に行くで~」
司「は~い。そんじゃあ
駅前で待っててね~」
守「はいよ~」
ヴォンヴォンヴォン・・・
守君は先に向かっていった
400ccはかっこよかった。
司「じゃあ僕も行こっと」
ドッドッドッ・・・ブーン
僕はアドレスで向かった。
10分後駅前に着いた。
守君と一緒に駅前で理子達
が来るのを待っていた。
少ししてから理子達が来て
僕達は全員で歩いて行った