第622話 企業訪問

2017年4月10日

第26部-会社訪問-

t f B! P L
それから1ヶ月が立って
7月始めに全商を受けた

期末テストと時期が重なり
テストを取るか簿記試験を
とるかで悩む者も多くいた

本当は悩むとこではない。
簿記試験をとるべきだから

全商は僕と守君だけが3級
なので2年の教室に行って
2年と一緒に受験をした。

そして・・・終わった。

僕と守君はすぐに1年の
教室へ戻っていった。

司「あ~。疲れたよぉ~」

守「まぁ大変やったよな。
なんでも最初は大変や」

高校に入学してから色々と
やる事が多く大変だった。

休み無しで動いてた感じだ
これでちょっとは休める。

と・・・思っていた。

教室へ戻ってホームルーム
を受けていた時に知った。

先生「みんな。簿記検定が
終わってお疲れさんでした
後は企業訪問だけやなぁ」

司「企業訪問?先生~。
それってなんなんです?」

先生「企業訪問ってのはな
自分達でアポをとってその
企業に訪問していくねん。

そこで担当の人に質問して
聞いて感想をまとめるねん

アポとりからやからなぁ。
結構大変なもんやぞぉ~」

守「それはどんな業界でも
いいって事なんですか?」

先生「別にどこでもいい。
ただ変なとこはあかんぞ。
ナイトクラブとかそんなん
は訪問せんでええからな」

良俗公序に従えという事だ
まぁ当たり前の感じだった

企業訪問は4人のグループ
に分かれ訪問するとの事だ

僕は守君と班を組んだ。
後は理子と松原さんだった

そして4人で話しをしてた
まずどんな業界に訪問する
かを議論して話しあった。

司「どんなんがええやろ」

理子「カラオケとかは?」

松原「カラオケいいねぇ」

司「カラオケって競争率が
高くなりそうじゃない?」

松原「そうかもしれんけど
宮根は何がええの?」

司「僕は何でもいいけど。
守君はどんなんがええ?」

守「ん~。鹿角さんの所に
行きたいって思ってる」

理子「鹿角さんって?」

司「あ~。それいいね。
でも鹿角さんの所ってさぁ
いつも忙しそうやんかぁ」

守「そうやねんなぁ~。
一言で嫌って言われそう」

松原「鹿角って?兵庫の
あたりのバイク屋の事?」

司「うん。そうやで~」

松原「えっ?もしかして
宮根は知り合いなん?」

司「知り合いっていうか
こっちが一方的に行って
知り合ったっていうか」

上手くは言えなかった。
親同士の繋がりだったし

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