松原「ねぇ。沢田ぁ~。
一緒に遊ぼうよ~」
守「悪いな。ちょっと
勉強の時間も欲しいねん。
遊ぶ時間は今日は終了や」
守君はスッと立って本を
持って廊下へ出て行った。
僕も一緒に追いかけた。
そして食堂へ向かった。
ここなら静かだった。
僕と守君は勉強していた。
司「リスク分散かぁ・・・
でも分散するべきかなぁ」
株の勉強をしていると絶対
に出てくるのがリスク分散
損をしないように複数の株
を散らして保有するとの事
僕はまだ実践もしてないし
想像でしか考えられない。
だから実践している人とは
違うので誰にも相談できず
一人でずっと考えていた。
一時間ぐらいが過ぎて
予習と復習が終わった。
守君の方も終わってた。
僕達は一緒に戻っていった
戻って少ししているともう
就寝時間になっていた。
就寝時間はやたらと早い。
守君は疲れてたので寝たが
ほかはすぐには寝なかった
八木「宮根はさぁ・・・
宮城と付き合って何年?」
司「えっと・・・ちゃんと
付き合い出したのは中3の
頃やからまだ1年ぐらい」
八木「ええよなぁ・・・
なんで宮根なんやろうな」
司「それは僕もわからん。
いつ振られてもおかしくは
ないとは思っているよ」
八木「宮城はかわいいから
けっこうモテルやろうしな
でもけっこう羨ましいわ」
司「理子はモテルやろうね
バイト先違うからさぁ・・
それが不安なぐらいかな」
なぜか恋愛話になっていた
僕がずっと質問されていた
八木「俺も彼女欲しいなぁ
どうやったらええんやろ」
司「さぁ?そういうのは
守君に聞いた方が早いよ」
八木「沢田は・・・なぁ。
聞いても参考ならん感じ」
司「それはそうかも・・」
守君は女を意識してかっこ
つけるような事はしてない
高校生となると異性を気に
しどうしてもかっこつけて
しまうので聞けなかった。
深夜までそんな話をしてて
知らない間に眠りについた
そして・・・翌日・・・
先生「おらぁ。起きろー」
司「おはようございます」
守「もう起きてますよ」
先生「お前ら・・早いな」
早朝6時起きだった。
僕と守君はもう起きていた
いつもの習慣だったから。