その後もバトミントンを
続けてずっと遊んでいた
遊ぶと言うよりも・・・
もう真剣勝負だったけど
守「ふぅ。勝ったわぁ」
司「最後は地力の差が
でてきてしまったなぁ」
結局僕が負けてしまった
流れを掴ませてはくれず
ペースを乱されて負けた
松原「沢田ぁ。お疲れ」
守「おう。ありがとう」
理子「司ぁ。お疲れ~」
司「ありがとう。理子。
また負けちゃったよ」
理子「沢田君さぁ~。
たまには司に勝たして
あげてもええんちゃう?」
守「やだ」
理子「ええやん。たまには
負けてあげてよ~」
司「あはははっ」
スポーツの時間も終わって
また旅館へ戻っていった。
旅館へ戻って部屋で少し
ゆっくりしていると食事の
時間になり食堂へ行った。
食堂はガヤガヤしていた。
やっぱりみんなで食べる
ご飯は美味しくて楽しい。
冠位明稜帝の合宿で僕達は
この雰囲気に慣れていた。
合宿の時は取った者勝ちと
いうのがあったので疲れる
学校のみんなはおとなしく
僕達もゆっくりできていた
ご飯が食べ終わった後には
みんなでまた部屋に戻った
そして風呂に入ってからは
自由時間になっていた。
司「ふぅ。さっぱりした」
守「旅館の風呂はやっぱり
広くて気持ちいいよなぁ」
鍛錬でかいた汗を流せた。
さっぱりスッキリしていた
そして部屋に戻った。
守「さて。そんじゃあ俺は
ちょっと勉強に入るかな」
司「不動産の勉強の方?」
守「不動産と簿記の両方」
司「僕は株だけやわぁ。
簿記は記憶術できてから
覚えようと思ってるねん」
守「その方がええかもな。
記憶術を先に覚えたほうが
早くなってくるもんやし」
僕と守君は離れて別々に
自分の勉強をしだした。
毎日30分~1時間はする。
しかし・・・できない。
八木「勉強してんの?」
司「うん。そうやで」
松原「こんばんわぁ~。
あれ?なにしてんの?」
八木「勉強してるってよ」
松原「え~?なんでなん」
邪魔がとにかく入ってきた
確かに1泊2日の生活で
勉強してる僕達がおかしい
どうしようもなかった。