第614話 遊び

2017年2月24日

第25部-学年親睦会-

t f B! P L
松原「普通科は普通科で
遊んでたらええのにな」

守「男が少ないんかな?」

理子「商業科より多いよ」

大富豪をしながら話してた
みんなで楽しく過ごしてた

休憩時間も終わって今度は
全員が呼ばれ移動する事に

今度は各クラスごとで
レクリエーションをする。

僕達商業科は体育館を
貸切で遊べるようなってた

バスケットやバレーや
バトミントンや卓球台など
色々なことができていた。

八木「沢田。バスケやろ」

守「いや。俺はええわ。
司ぁバトミントンやるぞ」

司「うん。わかったぁ~」

八木「バトミントン?」

遊びでやる場合は素人の
集まりなので団体でやる
より個人でやれるのがいい

その方が気楽で楽しいから

司「じゃあ・・・行くよ」

守「練習はいらんからな」

理子「司ぁ~。頑張れ~」

さっき鍛錬をしていたので
身体はもう整っていた。

もう試合に入っていく。

パシッ・・・パンッ・・・

適当にラリーが続いていく
先に僕が仕掛けていく。

守「てめぇ。ドロップか」

司「なんで追いつけるの」

ドロップショットを打って
普通なら届かないところを
守君は体勢を崩して拾う。

僕はすぐに後ろに打ったが
それも守君は拾っていた。

司「ちょっと。諦めてよ」

守「諦めれるかぁ。ボケ」

理子「うわぁ。すごいや」

1点がなかなか取れない。
お互い真剣になっていた。

司「よし。決める」

4回守君の体勢を崩して
適当に返ってきた羽を
逆サイドの下に叩きつけて
やっと僕が1点をとった。

守「ちっ。とられたかぁ」

司「とられたかぁじゃない
4回崩してやっととれたの

1点も取れないかもって心
が折れそうになったし」

決めにかかって決まらない
というのは精神的にきつい

勝てないと思ってしまう。

そうなると後が危険だ。
普通はここから崩れてく。

だけど僕も今までずっと
道場でみんなから色々教え
てもらってきていたので
心の持ち方はもうあった。

最初に何度も負けてきて
培われたから強くなれた。

負けから学ぶっていうのは
こういう事なんだろう。

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