先生「お帰り~。ほら。
ジュースあるからね~」
守「お疲れさまでしたぁ。
じゃあいただきますぅ~」
八木「あ~。疲れたぁ」
司「いただきます~」
理子「いただきまーす」
みんなジュースをとる。
僕と理子はバイトで何か
物をもらう時の挨拶を
教えられていたので
挨拶がバイト感覚だった。
守君は清掃業のバイトで
職人のような感覚だった。
そういう違いが出ていた。
少しジュースを飲んで
ゆっくりしている時に
全員守君の方へ集まった。
手を繋ぎチェックポイント
を回って終わった今みんな
で楽しく話せていた。
そこへ先生もやってくる。
先生「沢田の班はなぁ。
なんか見てて楽しそうで
羨ましがられてたぞ~」
守「そうですかね?」
先生「手を繋いで歩いて
デートみたいやったって」
守「あー。そうですかぁ」
守君は適当に流していた。
先生を輪に入れてなかった
司「守君は高校でもなんか
目立つようになりそうや」
理子「そんな感じするわ」
僕は今日見ていて思った。
大人しくなると思ったのも
つかの間の事だった。
ジュースが飲み終わって
僕達は宿舎の方へ向かった
宿舎へ戻ると少し休憩の
時間があると言う事だった
守「司。ちょっとええか?
堆手でも付き合ってくれ」
司「堆手?うん。いいよ」
八木「ついしゅって?」
守「なんでもないって」
僕と守君が部屋を出て廊下
へ出た時女子達が僕達の
部屋に来るところだった。
松原「ちょっと。沢田ぁ。
どっか行くの?」
守「あぁ。ちょっとな。
つーかなんや?お前ら?」
松原「遊びに来てんよ。
部屋おっても暇やったし」
守「あー。ほんまか。
適当に部屋に男子おるから
ちょうどよかったやん」
松原「いやいや。沢田と
宮根はおらな意味ないし」
守「後で戻るから」
松原「どこに行くんよ?」
守「どこでもええやんけ。
ちょっと運動行くだけや」
松原「あたしも行く~」
守「いらん。後で戻るから
部屋で遊んでおけって~」
松原「早く戻ってきてや」
僕達は足早で出て行った。
そして近くの広場みたいな
所で鍛錬する事にした。