第605話 隣同士

2017年2月5日

第25部-学年親睦会-

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松原「なになに~?
何の話をしてんのぉ?」

守「別になんでもない」

松原「まぁええけど~。
宮根。席変わってよ~」

司「えっ?なんでなん」

松原「いいから。早く」

司「うわぁ。ちょっと」

松原さんは僕をどけて
守君の隣に座った。

司「まいったなぁ・・・
立ちっ放しやんか・・」

理子「司。こっち~」

司「あっ。理子~」

元々理子の隣が松原さん
だったのでちょうど理子
の隣が空いてて助かった

僕は理子の隣に座った。

司「あれ?もしかして
松原さんは僕に気使って
くれたんかなぁ?」

理子「なんで?」

司「僕が理子と隣同士に
なるようにしてたんかな
って思ったりしたけど」

理子「あはは。それは
違うと思うよ~」

司「あれ?そうなん?」

理子「松原さんは沢田君
の事が好きみたいやから
積極的になってるねん」

司「あっ。そうなんや」

僕に気を遣ってくれてた
わけじゃない。たまたま
こういう形になっていた

理子「あたしめっちゃ
松原さんに沢田君のこと
聞かれたけどそんなに
知らないから司に聞いて
って言ってたんやけど
聞いてくれなくてさぁ。
太極拳部で同級生やった
としか言えなかったし」

司「それでいいやんか」

理子「好きな食べ物とか
趣味とか聞いてくるねん
ウチそんなん知らんし」

司「そりゃそうやんね」

理子と楽しく話しをして
お菓子をもらいながら
ゆっくり話をしていた。

バイトの事とか学校の
授業の事とか話していた

女子「宮根君と宮城さん
ってほんま仲ええねぇ」

司「あっ。えっと~
村下さんやったっけ?」

村下「ちょっと。まさか
名前覚えてなかった?」

司「覚えてるよ。同じ班
やねんからさぁ~」

僕達に声をかけてきた
のは同じ班の村下さんだ

高校に入ってからの理子
と仲が良い友達だった。

男子「宮根と宮城さんは
めっちゃラブラブやな」

司「あっ。八木君まで」

女子が話しに入ってきて
男子も話しに入って来た

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