松原「やっぱそうなんやぁ
宮根意外と人気あるしなぁ
何人かから聞かれててん」
理子「他の女子から?」
松原「うん。そうやで」
司「えっ?そうなの?」
松原「うちの学校は商業で
男子が少ないやんか」
司「あぁ。そういう事ね」
松原「沢田は別やけどね」
守「なにが別やねんな?」
松原「沢田はモテてるわ」
司「守君は中学生の時から
ずっとモテてるねんで~」
守「そんな事ないやんけ」
理子「そういえばモテてた
あたしよく聞かれてたし。
あたしなんか知らないけど
沢田君と女子の仲介役って
感じになってた時あった」
守「ええっ?マジで?」
司「僕もあったよ。
バレンタインの時に守君に
渡してってチョコレートを
渡されたことがあるもん」
守「そう言えば司にチョコ
渡されてホモみたいな誤解
受けてたことあったなぁ」
松原「あはは。超ウケル」
僕達の席の周りはなぜか
勝手に楽しくなっていた。
みんながこっちを見ていた
男女混合で盛り上がってる
のが羨ましいみたいだった
先生「おーい。席につけ」
先生が教室へやってくる。
朝の朝礼が始まっていた。
先生「もうすぐ学年親睦会
があるから班割りしよか」
学年親睦会とは1泊2日の
合宿でクラス対抗戦をする
先生「もう2ヶ月経つから
みんなそれなりに友達が
できてるやろうから適当に
班を決めてってくれやぁ」
みんな適当に分かれていく
僕は守君の所に向かった。
司「守君。よろしく~」
守「はいはい。わかった」
??「あの~俺もいいかな」
??「俺も・・ええかな?」
??「俺も・・・」
??「沢田の班になりたい」
司「えっ・・・?」
守「なんや?お前らは?」
僕と守君のところには
あまり話をした事がない
男子が多く集まってきてた
守「別にええねんけどやぁ
人数オーバーなってるで。
適当に話あって決めてや」
司「男子は4人やもんね」
男子4人。女子4人で
ひとつの班になっていた。
僕達の班は7人も集まり
とても多くなってきていた