??「宮根君。2番オーダー
遅れてるから急いで~」
宮根「はーい。了解です。
ふぅ。土日は忙しいなぁ」
バイトを始めてから2ヶ月
バイトに慣れてきていた。
バイト先は高校3年生や
大学生が多くて学生中心で
居心地はかなりよかった。
とりあえず今は土日も使い
週5回でバイトに入ってた
まぁ・・・一言で言えば
バイト中心の生活だった。
バイトの無い日は理子と
デートしたりしていた。
鍛錬は毎朝6時に起きて
一人で黙々とやっていた。
なんか大変だったけど・・
誰かからやらされている訳
ではないので充実していた
それは学校生活でも・・・
守「おいーっす」
司「おはよう。守君」
守「おう。司おはよう。
いやー。やっとジェイドに
乗りなれてきた感じやわ」
僕達は学校には内緒で
バイクで通勤していた。
雨の日は電車通学だけど。
司「確か前にこけてたね」
守「雨のマンホールって
あんなに滑るとは思って
へんかったからなぁー。
そういえば司もたしか
こけてたんやないけ」
司「僕は2回かなぁ」
守「2ヶ月で2回もこける
なんて普通はないけどな。
しかもスクーターでよぉ」
司「しゃあないやんか。
雨の日は滑るんやもん」
初心者にとって雨の日は
こける確率が高かった。
注意してもこけていた。
バイクが古いって理由も
あるけど僕達はそれほど
運転が上手では無かった。
??「やっほー。沢田と宮根
はいつも一緒やなぁ~」
沢田「なんや?松原かい」
宮根「おはよ。松原さん」
僕達に声をかけてきた女子
はちょっとエッチな感じの
女子でかわいい女子だった
男子が話しかけたいけど
なかなか話せないらしい。
理子「司ぁ。おはよう~。
沢田君もおっはよう~」
司「あっ。理子おはよう」
沢田「おう。宮城~」
理子も教室へやってきた。
松原「あのさ聞いていい?
宮根と宮城さんってさぁ。
付き合ってるんかなぁ?」
宮根「・・・えっとね~」
沢田「付き合ってるねん。
この2人は中1からやで」
松原「えっ?中1から?」
宮城「ちょっと沢田君。
声が大きいってば~」
理子は嫌と言いながらも
嬉しそうに照れていた。