明石駅まで向かってから
バスに乗って向かってく
急勾配な曲がり道が多く
酔いそうな感じだった。
もうここに来たいとは
さすがに思わなかった。
試験場に降りて中へ入る
中はワイワイしていた。
簡単な検査をすませて
受験票を受け取った。
司「あれ?試験の時間が
1時からなってるで?」
守「ほんまやな・・・
3時間も待ちあるやん」
僕達は10時に着いていた
午前中の試験と思ってた
が午前中の試験は前回の
試験に落ちた人が受けて
午後からが初めて受ける
人の受験になっていた。
守「じゃあ勉強するか。
3時間あったら突貫でも
なんとかなるやろしな」
司「そうやね」
僕達は待ちの3時間を
全て試験勉強に使う。
今日で全て終わらせる。
そう強く思ったから。
僕達は黙ってとにかく
何度も何度も教科書を
読み返していた。
もう嫌ってぐらいに。
そして3時間が過ぎて
やっと1時になった。
守「う~ん。行くかぁ」
司「やっと始まるなぁ」
試験会場に入って簡単な
説明を受けてすぐに試験
に入っていった。
さっきまで見ていた問題
が多かったので簡単だ。
特に悩む事なく終えた。
時間がかなり余っていた
書き間違えが無いかを
3回もチェックができた
「はい。そこまで~」
時間が過ぎて終わった。
肩の力がどっと抜けた。
守君と合流して試験の
感じを色々と話してた。
合格発表まで時間がある
のでご飯を食べに行った
司「最近記憶術でさぁ~
置換と鈴なりはなんとか
できるようなってんよ」
守「鈴なりまでできたら
後はもう楽やねんけど」
僕は最近記憶術を習って
守君に教えてもらってた
記憶術は勉強の為の勉強
で暇な時期に覚えないと
覚えれないと聞いていた
だから今やっていた。
僕はやる事が多かった。
ゆっくり休むってことが
もうなくなっていた。
そして昼ご飯を食べて
試験場へ戻った。
そして合格発表が始まる
僕はドキドキしてきた。