それからみんなでワイワイ
してご飯を食べて自己紹介
を兼ねて色々と話をした。
入学した学校の印象や
バイクの講習の事とか
武術について話をしたり
あっというまに楽しい時間
が過ぎ9時になったので
お開きになった。
会費は千円だけだった。
めっちゃ安くしてくれてた
話を聞くと毎年この時期と
年末に先生が店と話をして
こんな安い金額で食べれる
ようしてくれているらしい
ただし全員が楽しめるよう
に3年主体で色々と企画を
考えたりする事が条件で。
司会「じゃあ一旦解散で。
2次会は各自でお願い~」
2次会へ行く者はそのまま
みんなでどこかへ行く。
ほとんどみんなは2次会に
行くようになっていた。
でも僕達は・・・
司「お疲れさまでしたぁ。
じゃあ僕達はこれで」
憲吾「あれ?帰るんか?
2次会一緒に行こうやぁ」
守「この後予定あるねん。
2次会の予定まではなぁ。
立ててなかったんやわ」
憲吾「守も帰るんかいなぁ
そうか。じゃあまたなぁ」
司「うん。ごめんね。
じゃあまたね。バイバイ」
みんなに挨拶をして帰った
司「じゃあ行こうかぁ~」
守「最後の挨拶周りやな」
僕達は電車に乗って地元の
須磨まで帰ってきた。
時間はもう10時前だった。
一度別れて家に帰りすぐに
着替えまた家を出ていった
そして守君と魂輝君と合流
し族の溜まり場へ向かった
司「ちは~っす」
一樹「おっ?司やんけぇ」
守「久しぶりやな。一樹。
お前結局進路どうした?」
一樹「ちゃんと進学したわ
陵弘やけど」
守「陵弘かいな。不良高校
のトップでも目指すん?」
陵弘と言えば紫色の学生服
の高校で不良高校だ。
神戸の学生に聞けば誰でも
知ってるぐらいの高校だ。
一番関わりたくない高校。
司「そういえば鹿角さんの
店で紫色の制服おったやん
あれ多分陵弘と思うで」
守「あ~。なんかおったな
どうでもええねんけどな」
一樹「守がなぁ頭ええのが
おかしいねんや。お前は
本来ヤンキー側のはずや」
司「確かにそう見えるよ。
中学の時の入学式って
めっちゃ不良やったもん」
僕達は同年代のみんなとも
高校生になって顔を合わせ
色々とこれからの目標とか
を楽しく話した。
みんなそれぞれ夢がある。
今やりたい目標があった。