第592話 親の権力

2017年1月17日

第24部-高校入学-

t f B! P L
??「じゃあ全員揃ったな~
そろそろ時間やから座れ」

准「あ~。もう時間かぁ。
じゃあ適当に楽しめよ」

司会みたいな人が現れて
准さんも司会の方へ行った

辺りを見回すと分家と本家
のみんなが全員集まってた

みんな高校の制服を着てて
いつもより新鮮に見えた。

桁成「高校になったらなぁ
分家も本家も関係ないねん

これから全員が仲間であり
指導者にもなっていくねん

中学で覚えて高校で教える

高校で教える事を覚えて
実生活にも活かしてくねん

教えるって難しいねんで」

司「教える側になるんかぁ
そんな側でもないのにな」

守「教える側か・・・
どう相手に伝わるかやな」

司「名プレーヤーであり
名トレーナー・・・か」

アムリタ教典で書かれてた
事を実践するのだと思った

司会の人達が色々と進めて
くれて楽しい時間を過ごす

そして僕達1年の挨拶に
なって自己紹介をした。

最後に僕達の番だった。

司会「おっと~。最後は
見慣れない顔の2人です。
自己紹介お願いしま~す」

司「えっと。宮根 司です
中2から分家で入りました
よろしくお願いします」

司会「はい。よろしく~。
じゃあ最後にどうぞ~」

守「沢田 守です。
中2から分家で入りました
高校は市立港神です」

簡単に挨拶をしていた。

司会「はい。よろしくね~
みんなに言っておくわぁ。

この2人は沢田最高師範の
息子と宮根師範の息子や」

全員「ええっ~!?マジ?」

全員が驚いていた。
何人かは驚いてなかった。

司「そういえば・・・」

守「ほんまやったんか?」

中3の誕生日に言われたが
軽く言われたのであまり
気にして聞いてなかった。

司会「でもなぁ。師範達が
特別扱いせんでええし調子
のって威張ってたら制裁
していいと言ってるから
気にせんとったってや~」

僕達は今まで威張ってたり
することはしてなかった。

師範の息子となって態度が
変わられても僕達は困る。

だけど司会がきっちりと話
をしてくれて同世代の先輩
後輩で付き合ってくれると
言う事を言ってくれてた。

師範の息子と言っても僕達
はみんな同じ高校生だから

親の権力なんて関係が無い

親よりもプライドや実力で
個人を認める方が優先だ。

このブログを検索

ページビューの合計

Translate

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ