司「あーあ。ダメやでぇ~
守君の踵に勝手に当たりに
来て怪我してたらさぁ~」
??「お前らが・・・」
守「なんや?次はお前が俺
の膝に当たりに来るか?」
??「ぐっ・・・」
残りの奴は顔を下に向けた
司「まぁ不慮の事故やね。
今度からは気をつけなよ。
もしこれで僕達に何らかの
学校での不幸が訪れたら
しっかり責任とらせるよ」
しっかり圧力をかけてた。
あまり言わないのがコツだ
守「司ぁ。帰ろうぜぇ~。
もうそいつらほっとけや。
柴田さんとこ行って単車の
練習させてもらおうやぁ」
司「うん。わかったぁ~」
上沢から兵庫駅は近い。
僕達はまだ無免だけど近く
の私有地で運転の練習を
させてもらったりしていた
司「じゃあバイバイ。
今日の事は忘れていいけど
今度から態度気をつけてね
個人間だけの問題だったら
どうしてもいいけど・・・
全校での迷惑な行動とかは
僕達は許せないからね」
それだけ忠告をしておいた
団体行動を余儀なくされる
学校生活では無視できない
ことだったから。
??「あれは・・・あかん。
手出したらあかん奴らや」
??「なんで・・・こんな
商業高校におるねんや?」
彼らは後悔していた。
調子に乗りすぎた事を。
そして僕達は歩きながら
教習所でのバイクの講習を
話しながら鹿角さんの店へ
向かっていった。
守「こんにちわぁ~」
司「今日も単車の勉強に
やってまいりましたぁ~」
鹿角さんの店に入って大声
で挨拶をした。
柴田「おう~。お前らかぁ
適当にそいつらに教えて
もらってたらええぞ~」
鹿角さんの店に入ると
何人かバイカーが工具で
色々といじってたりしてる
そういうバイカーさん達に
教えてもらうことが多い。
外に出て私有地まで行って
乗り方を教えてもらってた
1時間ほどしてから戻る。
戻ったら見慣れない人が
何人か店に来ていた。
高校生だろうか?
紫色の制服を着ていた。
緊張した感じだった。
守「じゃあ鹿角さん。
俺達はこの辺で帰ります」
鹿角「もう帰るんか?」
司「はい。この後先輩達が
高校入学祝ってくれるんで
せっかくなんで行きたい」
鹿角「あ~。道場のかぁ。
わかった。じゃあまたな」
店の人に挨拶してバイカー
達にも挨拶をして出た。
そしてすぐ三宮へ向かった