第587話 運動場

2017年1月11日

第24部-高校入学-

t f B! P L
僕達は校門をくぐって
運動場の方に向かった。

??「ねぇ。良くない?」

??「同じ1年かなぁ?」

女子から視線を感じてた。
僕達がなんか見られていた

司「ねぇ。守君・・・
なんか見られてるけど?」

守「あ?無視しとけや」

守君が見られていた。
堂々と歩いていたから。

運動場の前で教室の場所
を確認していた。

僕達は全員同じ学科だ。
商業科を選択していた。

女子が多い学科だった。

守「俺やぁ。マミィから
不動産の勉強をしろって
言われてるねんよなぁ」

司「へぇ~。そうなん?
それはなんでなん?」

守「経理学ぶんやったら
ややこい不動産の資産運営
ができるぐらいになれって
言われてん。この1年で
簿記1級とれ言われたわ」

司「かなり無茶苦茶やね。
僕もそうやねんけど・・」

1年生の1年間で3年分の
努力を先にしろと言われた

かなり・・・しんどい。

今は単車の免許を取得中だ

もうすぐ卒検があるので
それにずっと集中していた

入学式が始まるアナウンス
が流れて体育館へ移動する

体育館前に集まるとなんか
かっこつけている男子や
高校デビューのような男子
にギャルみたいにうるさい
女子達が目立とうとしてた

僕達は普通に無視していた
そんな目立つ気はなかった

そしてよくわからないまま
入学式が始まり校長先生の
話を適当に聞いていた。

その時・・・

??「校長話長いねーん」

??「はよ終われや~ボケ」

どこかから調子に乗ってる
1年生が叫んでいた。

入学式の進行の邪魔だった
先生「おい。どいつや。
しょうもない事言う奴は」

先生が声のした方向に
来たが誰も名乗りでない。

そんな事をする奴らに目を
つけられるのも嫌だろう。

誰も先生に言わなかった。
が・・・言っちゃった・・

守「先生~。その後ろの
茶髪2人が犯人ですよ~」

??「あ?俺らちゃうわ」

??「なんや?お前ぇ・・
何チクッてるねんや?」

先生「お前らかぁ・・・
ちょっと外に来い・・」

??「俺らちゃいますよ」

先生「ウソつくな。声が
さっきと一緒やんけ」

先生にウソも通じない。

小悪党ごときが守君相手
に適うわけがなかった

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