第586話 電車通学

2017年1月10日

第24部-高校入学-

t f B! P L
司「ふわぁあ。今日から
高校生になるんやなぁ」

母「司ぁ。早く用意して
電車の時間気にしいや」

司「わかってるって~」

宮根 司。16歳。
この春から高校生になる

僕は電車通学になるので
中学校時代よりも早く家
を出ないといけなかった

司「じゃあ行ってきます」

母「行ってらっしゃーい」

僕は家を出ていった。

理子「あー。司おはよう」

司「おはよ~。理子」

彼女の名前は宮城 理子。
僕の幼馴染であり彼女だ。

これから3年間同じ高校の
市立港神に進む事になった

彼女と歩いて駅へ向かう。
駅前で少し待っていると
待っていた人がやってきた

司「守君。こっちやで~」

守「おう。おはよう~」

彼の名前は沢田 守。
同い年だけど僕がずっと
追いかけている人だ。

喧嘩も強くて頭もいい。
それに威圧感もあった。

彼とは腹違いの兄弟だ。
父親が同じで母親が違う

15歳の誕生日で親から
言われて知ってしまった。

守「さっさと行こうぜ」

理子「も~。後から来て
威張らんとってよぉ~」

司「守君らしいって~」

定期を使って構内に入り
電車で上沢駅へ向かった。

周りには電車通学の他校の
生徒達がいっぱいいた。

高校生って気がしてきた。

上沢駅について降りる。
少し歩くと学校に着いた。

司「うわぁ。人多いね~」

守「当たり前やろ。みんな
今日が入学式やねんから」

学校の前では新一年生が
わいわい騒いでいた。

みんなまだあどけなかった

理子「今日から高校生やね
なんかやっぱり緊張する」

司「そやねぇ~」

理子「司は部活入るの?」

司「僕は帰宅部になるよ。
部活は何も入る気はない」

理子「えっ?なんで?」

司「高校生になったらさぁ
行動が一気に広がるから
3年間を遊びたいねんよ。
それにバイトもしたいし
理子ともデートしたいし」

理子「そうなんやぁ~。
じゃああたしもそうしよ」

守「幸せやな。お前らは」

僕達3人はもう決めていた
高校生活は遊び中心だって

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