卒業式の翌日は一般受験
の日だった。
僕達は関係は無いけども
道場のみんなが受験して
いると思ったら気になる
もう1ヶ月以上もみんな
と会っていなかった。
少し寂しくなっていた。
3時ぐらいに電話が鳴り
僕はすぐに確認をした。
司「あっ。憲吾からや」
憲吾からの電話だった。
試験が終わったので
落ち着いたからみんなで
合流して話そうという事
で呼び出された。
僕はふたつ返事で行くと
行って向かっていった。
駅前のマクドに行くと
みんながもう集まってた
受験戦争も終わった
みんなはうるさかった。
守君もやってきていた。
みんなと久しぶりに会い
色々と話をしていた。
みんな受験勉強ばっかり
しててしんどかったって
言う愚痴を言っていた。
僕は黙って聞いていた。
推薦で合格しているから
愚痴を聞くしかなかった
やっぱりみんなの努力を
褒めて認めたかったから
そして1週間が過ぎて
合格発表の日を迎えた。
僕達もこの日に学校へ
行って入学手続きの書類
をもらいに行っていた。
みんな公立に合格してた
元々成績が良い連中だ。
そうすごい事でもない。
これからみんな一緒に
春休みが終わったら高校
に進学する事になった。
だけど地元の普通高校に
進む者が多かった。
やっぱり家から近い高校
がいいという事だった。
これからは高校生になる
期待と不安が入り混じる
高校入学の手続きをして
後は入学式を待つだけだ
そして父さんから人生の
計画を立てろと言われた
優先順位をしっかりつけ
行動するのが基本らしい
道場についてはそれほど
優先させなくてもいい。
高校生になったらまず
400ccの免許をとれ。
そしてバイトを始めろ。
学校では勉強よりも資格
を優先して取るように。
(簿記1級をとればいい)
自分で時間を割り振って
時間を調整していって
余った時間を好きなように
鍛錬でもやってればいい。
そのように言われたので
僕は黙って受け入れた。
だって父さんがその方が
絶対に面白いって言った。
僕は誕生日が4月なので
3月から教習所へ行った。
守君と同じ自動車学校へ
行って学科と実施をしてた
400ccはなかなか難しい。
柴田さんの所に行ったり
ルシエドの総長の圭吾さん
に相談して色々教えて
もらったりしていた。
そうやって日を過ごして
数日が過ぎついに高校の
入学式を迎える日になった
第23部-中学卒業- 完