理子「もう~。司はすぐに
そうやって言うからぁ~
うちいつも弱いねんよ~」
司「さっ。早く撮ろうよ」
太極拳部のみんなに
冷やかされながら理子との
ツーショット写真を何枚か
一緒に撮ってもらった。
守「あ~。しんどかったぁ
なんや?ラブラブ写真でも
とってどうするねんや?」
司「あっ守君。写真・・」
守君がこっちにやってきた
僕が写真を一緒に撮ろうと
言おうと思ってたら・・・
井上「沢田ぁ。写真撮ろう
早く。ツーショットやで」
小田「あたしが先やって。
沢田君。一緒に撮ろうよ」
宇崎「沢田ぁ。あたしも」
太極拳部の女子達が争って
守君と写真を撮ろうとした
さっきまで僕達の写真を
撮ってくれてたのにすぐに
無視されてしまっていた。
魂輝「お~い守~。司~」
京美「お兄ちゃ~ん。
卒業おめでとうね~」
魂輝君と京美がやってきた
司「あ~。魂輝君と京美。
一緒に写真を撮ろうよ~」
守君がみんなに襲われてる
間に魂輝君と京美と一緒に
先に写真を撮っていた。
守君も落ち着いてから一緒
に写真をとらせてもらった
そして少し話をしていた。
守「あ~あ。終わったなぁ
もう1年ぐらい中学生を
しててもよかったかなぁ」
司「うん・・・そうやね」
守「3年って結構早かった
高校の3年も面白かったら
ええねんけどなぁ~」
理子「みんな離れるもんね
どうなっていくんやろ?」
守「わからへんなぁ・・」
司「また新しい出会いが
あって楽しくなるって」
理子「プラス思考やんか」
司「考えてもしんどいし。
なるようになってくれる」
守「そやなぁ。そんじゃあ
家に帰って休むかなぁ~」
司「うん。またね。守君」
理子「次は入学式やね」
守「あぁ。そんじゃあな。
春からもまたよろしくな」
司「こちらこそ~」
僕達の中学生活が終わった
守君は魂輝君と一緒に帰り
僕は理子と京美と帰った。
司「そういえば京美と一緒
に帰るのって初めてやね」
理子「えっ?そうなん?」
京美「うん。初めてやで。
理子ちゃんとお兄ちゃんの
邪魔はしたくなかったし」
司「気を使ってたんやね。
ありがとうね。京美」
京美まで僕と理子の事に
気を遣ってくれていた。