第576話 一般受験

2016年12月31日

第23部-中学卒業-

t f B! P L
ホームルームが終わって
僕達も廊下に出て行った。

魂輝君に全員が合格した事
を伝えて太極拳部へ行った

高校への合格が決定して
僕達には受験がもう無い。

学校生活を1ヶ月残して
公立への進学が決まった。

最後に気楽に学校生活を
送る事ができるようになり
太極拳部で遊んだりしてた

司「そうや守君。僕は少し
合格した事電話してくる」

守「おう。してこいや。
俺は先生にメールしとく」

守君が先生に合格した事を
連絡してもらって僕は家に
報告することにした。

母「はい。もしもし~」

司「あっ。母さん?
司やけど。あのさぁ~。
推薦に合格してたから」

母「うん。知ってるよ」

司「えっ?なんで?
なんで知ってるの?」

母「父さんと一緒にね。
学校まで見に行ったから
89番があったの見た。
ついでに写メもとった」

司「そうやったんや。
見に来てたんかいなぁ」

母「おめでとう。司。
せっかく合格したから
報告しに会いに行こか?
お墓参りにいってきて」

司「お墓参り?誰の?」

母「本当の父さんの」

司「ロバート・・うん。
わかった・・・行くよ」

母「詳しいことはまた
帰ってきてから話そう。
とりあえずおめでとう」

司「うん。ありがとう」

僕は電話を切った。

司「お墓参りか・・・」

そういえば僕は父さんの
子じゃないと知ってから
まだ1回もお墓参りに
行ったことがなかった。

少し考えながら太極拳部
の教室へ戻っていった。

司「ただいまぁ~」

守「おう。司ちょっと」

守君が僕を呼んでいた。

守「先生にメールしたら
学校卒業するまではもう
道場には来るなってよ。

3年は推薦もらって合格
した者もおるけど基本は
一般受験でピリピリして
合格した者だけが楽しく
してる姿は見せれない。

って返信が来たわ」

司「うーん。そうやねぇ
確かに逆の立場やったら
遊んでるとむかつくか」

僕達は最後の中学生活を
普通の学生と同じように
過ごす事に決めた。

道場には行かず最後は
みんなと一緒に過ごす。

魂輝君や京美と一緒に
学校生活を共有する事にした。

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