司「うわぁ。緊張するなぁ
落ちてたらどうしよう」
理子「1人だけ落ちてたら
めっちゃショックやしね」
僕達は高校の推薦合格発表
を見に来ていた。
守「そんなんは落ちてから
考えるようにしようや」
高校の校門前で止まった。
司「ちょっと待ってよ。
1人ずつ見にいかない?」
守「おっ。おもろいやん」
理子「めっちゃ緊張やぁ」
守「じゃあ俺から行くわ」
守君から見に行った。
見てるこっちも緊張した。
ゆっくり歩いて戻ってきた
司「どうやった・・・?」
守「今言った方がええか?
俺の番号教えてやるから
自分で見て確認してこい」
守君の番号は74番だった
司「じゃあ次・・・」
理子「あたしが行くわぁ」
理子が勇気を出して行った
僕までドキドキしてきた。
理子が番号を確認していた
そして・・・戻ってきた。
司「どうやったの・・?」
理子「確認してきてよ」
理子の番号は81番だ。
司「じゃあ行ってくる。
僕の背中を押してよ」
守「はよ行ってこいや」
ドンッ・・・
守君に背中を蹴られた。
緊張していた足の震えが
止まった。
僕は発表を見に行った。
そして・・・確認する。
司「74・・・あった。
守君は合格か。さすがや
81・・・理子もある。
あっ・・・あったぁ~」
僕の番号は89番だった
81の次は間があいてて
89の番号があった。
司「やったぁ~。守君。
理子。全員合格やんか」
僕は急いで戻っていった
なんかめっちゃ嬉しい。
守「あれ?そうなん?」
理子「うん。そうやねん
みんな合格しててんよ」
守「そっか・・うわぁ」
理子「きゃあ。ちょっと
なにやってんのよ?」
司「いてて・・ごめん」
僕は守君に抱きつこうと
思って向かっていったが
気づいてくれず体当たり
の状態になってしまった
校門前で目立ってしまう
僕達はそそくさと去った
合格発表を見たら学校に
電話を入れて結果を伝え
てから学校に戻ることに
なっていた。